喪て気

私が小学生の頃に
担任の先生から驚くべきことを
聞かされたことがある。

同じクラスの知的障害者の男の子が
私のリコーダーを放課後に
持ち出して、それを何故か
学校内の池に放り込んだらしいのだ。

先生はちゃんと洗って直しておいたよ
とけろっと言ってきたが
こっちは一体私のリコーダーを
何に使ったんだよってなるわな！
しかも、私が使ったあとで言うなんて
今になるとひどい話だと思う。
何だかわからないが、
私は自閉症の人に告られたり
思いを寄せられることが多い。
(アスペ含む)

高校の頃に電車を降りて
エスカレーターを登っていると
隣にある階段を男の子が全速力で駆け上っていった。ちょうど改札を出て出口に向かうと
その男の子が待ち伏せしており
とつぜん「結婚してください！」
と言われる。私はこの年齢の頃から
冷めた価値観を持っていて
「勝手に言ってろ」といって無視したと思う。
この男の子も自閉症だった。

台湾にいたときに
これまた駅で台湾人に話しかけられ
道案内をお願いされた。
見た感じ自閉症っぽかったが
盲目で困っていたっぽいので
私は道案内することにした。
私の名前を聞くとその男は
いきなり私の頭を撫で回し始めた。
その台湾人は「君と僕は親友だー」
とわけわかんねーことを言ってた。
思わず「お前勝手に1人で行けよ！」
と突き返してその場をあとにする。

どうも普通の男性に声をかけられないが
池沼には大人気なわけである。
そりゃ私、化粧しないし、スカートはかないし
趣味も男っぽいからふつーの男子のお眼鏡に
入らないことくらい自分でわかってるよ。
だから声かけてくるやつはやっぱり
どっかおかしい奴だと私は思っている。

今回のセクハラ労組の書記長も
法律関係の知識はめっちゃ豊富で
厚かましいくらい弁が立つ男だった。
山下清みたいな風貌で
ああこいつアスペだなと直感で感じた。
そこまではいいとして、やたら握手を求めて
きたり、肩に手を置いてきたり
何かあるたびにやたら触ってきて
しまいにゃき自分のこと好きって言って欲しいとか仰天発言されたりと
自閉症にやっぱり好意をもたれていた。

もう私は自分を好きだという人間を
信用しないことにした。
そいつはきっと病気だからである。