五山の送り火

お盆も終わりですね｡
京都では五山の送り火が行われました｡
大文字、左大文字、舟形、妙法、鳥居、
の５つの山に火がともされます｡

若い頃は友達と彼氏と山のすぐ近くまで行って、
たくさんの人が字に沿って歩いたり
炎をともしている様子、
お寺さんの読経の声、太鼓の音を
間近で感じるのが好きでした｡
迫力満点、すごーい、燃えてるー、とか言いながら｡

でも歳とともに
送り火を故人をのことを想いながら静かに見るようになりました｡
本来そういうものなのですね｡
今までお祭り気分で見ていたのが恥ずかしい・・・

市内の街頭もこの時だけはライトダウンします｡
いい習慣です｡

送り火の燃えカスの炭は布でくるんでたんすの中に入れておきなさい、
と母に持たされていました｡
厄除けになるから、と｡

送り火の次の日はどこの山でも
炭の争奪戦が行われてる、と言うことはあまり知られていません｡