- 名前
- ゆう静岡
- 性別
- ♂
- 年齢
- 35歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- 自営業なので割りと好きなときに休んで気ままに生活してます 話し上手ではないですが良か...
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パスタ屋の昼下がりのお話
2013年06月17日 22:44
立地上うちのパスタ屋にはよく学生がくる。
近くに高校が2つあるからだ。
当然、高校生ともなればカップルでの来店も珍しくはないしそれを考慮したカップルメニュー的なものも用意してある。
その日はたまたま物凄い暇をもてあましていてエビの殻剥きくらいしかやることがなく客席の雑談に少し耳を傾ける余裕があるほどだった。
ちなみにやったことが無い人はわからないだろうがエビの皮むきは割りと命がけの作業であることを理解して頂きたい。
エビにはトゲがある。
尻尾のところに大きめのトゲがある。
刺さったらもう痛いなんてもんじゃない。
生のエビだから氷をたっぷりいれた冷水の中で素早く剥かないと色が変わってしまう。
なので冷たさも相まってトゲが冷水によって感覚が過敏になった指に触れるとタンスに小指レベルの激痛が走る。
まあそんなエビを「へへへ…いまから丸裸にしてやるぜ…」とか呟きながら剥いてたんすよ。
で、その超暇なときに高校生のカップルのお客さんが来た。
俺「いらっしゃいませ」
男「二人」
俺「はい、ではこちらの窓際のお席へご案内させていただきます」
メニューを置いて裏へ戻ると閑散とした客席から声が響いてきた。
男「ここよくくるんだ!」
女「そうなんだー」
俺(見たことねーな…(・ω・`))
女「これおいしそうー」
男「うまくねえよ!」
俺( `;ω; 美味いもん!)
男「それよりさ、うちにでっかいバームクーヘンがあるんだよね!」
俺(家に呼びたいんだね)
男「バームクーヘンってドイツ語なんだけど、ドイツ語で木のお菓子って言うんだぜ!」
俺(そうだね、バームクーヘンはドイツ語で言うとバームクーヘンだけどね)
男「だからうちこない?」
女「いかない」
俺(やーいふられたーwwww)
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