ナスのキャビア風　地雷

今日の休日飯は
ナスのキャビア風ディップ。

お好みの野菜をみじん切りにして、
オリーブオイルで炒めて、
塩、黒コショウで味付け、
練り物っぽくした保存食です。

私は好みでパセリとバジル、
アンチョビ入れてます。

何がどうキャビア風なのかは、
作ってみてもサッパリ判りません。

見た目ちょっとウンっぽいというか、
よく言えばギョウザの具みたいで、
ビジュアルは美しくない料理ですが、
野菜ばっかりの割に珍味系の美味しさ。
冷蔵しとけば二週間位日持ちがするし、
休みの日に作っておくと、パンに乗せてよし、
パスタソースにしてよし、酒のつまみにもってこい、
何かと応用が利いて便利です。

ちなみにこれは、私がよく真似して作る、
マンガに出て来たレシピです。

モーニングで『バーバーハーバー』って四コマを
連載してた人の『すぎなレボリューション』という
男っけの無い地味な人生を歩んできたお局ＯＬが、
酒の上で記憶の無いままロストバージンしたのを切っ掛けに、
ドンドン自分を磨いて魅力的になっていくという、
セルフ出世型のシンデレラストーリーがあるんですが。

彼氏の家に作り置きを残したまま別れてしまった後、
残された彼氏が冷蔵庫にあったこれを勿体無いからと、
ごはんに乗っけて食べたら吃驚するほど美味しくて、
もう一度食べたくなってしまい、
つい自分でも真似して作ってしまったが為に、
彼女の影響を受けまくったハーブな自炊生活が始まり、
どんどん彼女の事を忘れられなくなっていくという、
時限発火装置レシピとして登場していました。


男と別れる時には、何でもいいから花の名前を
連呼してくるの、男が忘れられなくなるぐらい。
だって、花は毎年咲くから。

という、どっかで読んだセリフを思い出します。
いやはや。
復讐というスープは冷たい程食べごろだとは、
よく言ったものです。


アナタにはそういう、地雷メニューってありますか？