こんな夢を見るとはゆめゆめ思わなかった。

　昔からよく夢の中に現実がデフォルメされて出てくることがある。
ついこの間見た夢は，隣に住む人達と，いきなり眼があって挨拶する，というような夢だった。
部屋と部屋は近接していて，１ｍくらいの距離でお互いの窓がある。
恐らく，お互い少し大きな声を出すと，相当聞こえると思う。
ただ，隣は１階と２階がつながっているようで，１階にいることが殆どなので，実際には隣に住む人間（多分学生（達？））と会ったことはない。
毎日のように友人が来ているんだと思うが，複数の人間の声がする。
そんなに大きな声で話しているわけではないが，やっぱり夜中の話し声は気になる（内容ではなく，声が）。
多分，そんな風に気になっている感覚が，夢の中でデフォルメされるんだと思う。
大体，その夢の中では，住んでるのが○クザ風のオヤジと奥さんと赤ん坊という，現実とはかけ離れた（と思われる）設定になってしまっていた。
以前も書いたように，夢を見ている時には，自分では夢を夢と認識できないので，夢から覚めて初めて「夢だったんだ…」と分かる。
そして毎回，そんな夢を見た後はとても奇妙な気持ちになる。
何と表現して良いのやら分からないが，一瞬，現実と夢がごっちゃになった感覚が残る。
「きちんと寝ていたんだよなぁ…多分…」
そして何だか寝不足のような気分のまま１日が始まる。

　皆さんは，現実がデフォルメされた夢，見たことありますか。