- 名前
- 実花子
- 性別
- ♀
- 年齢
- 32歳
- 住所
- 愛知
- 自己紹介
- 喪女と化してますが、たまに日記書きにきます。 猫好きの猫娘です。
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刑務所のリタ・ヘイワース
2012年12月27日 00:12
この冬休みはスティーブン・キングを読みこんでぼっちを癒す方針の実花子です。
刑務所のリタ・ヘイワース、というのは映画「ショーシャンクの空に」の原題です。
短かったので昨日だけで読めました♪
無実の罪を着せられた男、「アンディ」が色々な理不尽を乗り越えて脱獄するというお話です。
彼の友人レッドの語りで物語は進んでゆきます。
小説としての良さはその部分に尽きます。
不良中年の口から片言に正直に、時に大袈裟に語られるアンディこそ何にも増して魅力的なのです。
アンディはぶっきらぼうで他人から理解されづらく、愚直すぎて損な役回りばかりしているけど、どこまでも自分の意思を貫き通す、といった人間です。
それはきっと彼にとってあたり前のことでしかなく、自身にそれを語る口はありません。
誰かから語られる「アンディ」として、はじめて伝説的な主人公になりえたのでしょう。
こうゆう主人公がどこかに居たかもと思って考えてたんですが、なんとなく「フォレスト・ガンプ」のフォレストに似てるのかも。
>忘れちゃいけないよ、レッド。 希望はいいものだ。 たぶんなによりいいものだ。 そしていいものは決して死なない。
>手がふるえて、鉛筆が満足に握れない。 これは自由人だけが感じられる興奮だと思う。 この興奮は、先の不確実な長旅に出発する自由人にしか分からない。
アンディの手紙とレッドの言葉のそれぞれ抜粋です。
私も自由人なんですね。知らなかった。。
自由に生きてられるって素晴らしくないですか?
このデジログへのコメント
> 由宇 Risesさん
そのぐらい短い方がアンディっぽい気はするかも。
、、巌窟王の作中の台詞だったんだ。
なんか…
深夜に読んだら泣けて来た…。
なんだろう。
この憔悴感。
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