配偶者のちょうどいい年収

アクセスインターナショナルが発行する父親向け育児雑誌「FQ JAPAN」が11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで実施した調査の結果によると、夫婦が考えるちょうどいい子供の人数は平均2人、妻にとってちょうどいい夫の年収は平均814万474円だという。

　20歳代から50歳代の既婚者430人に、「ちょうどいい」と思う子供の人数を尋ねたところ、夫と妻ともに最も多かった回答は「2人」（夫72.6％／妻65.6％）、次いで「3人」（同13.5％／同16.3％）で、平均は「1.99人」となった。

　妻が「ちょうどいい」と考える夫の年収は、「801万―1000万円」（18.6％）が最も多く、次いで「601万―700万円」（17.7％）、「501万―600万円」（16.7％）と続き、601万円以上が7割以上（72.1％）を占めている。

　一方、夫が「ちょうどいい」と考える妻の年収は平均「503万6278円」で、内訳は「300万円未満」（25.6％）が最多。2位は「301万―400万円」（16.7％）で、3位は「年収は期待しない」（16.3％）となり、600万円以下が約8割（78.1％）だった。

　また、妻が「ちょうどいい」と考える夫のおこづかいは平均「3万6995円」、夫が「ちょうどいい」と考える妻のおこづかいは平均「3万6690円」で、ほぼ同額だった。

　夫婦のコミュニケーションに関しては、「ちょうどいい」と思う電話やメールの頻度は夫と妻ともに50％以上が「1日1回」と答え、「1日に何度も」を合わせると、全体の67.7％が1日1回以上を望んでいる。「ちょうどいい」と思うキスの回数は「1日1回」（全体の33.0％）が1位、愛していると言う回数は「必要ない」（全体の33.7％）が最も多かった。

結局、妻は夫の年収は多ければ多いほどよろしい、という現実離れの世界を夢見ているだけ。