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- 60歳
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終の棲家
2012年11月07日 00:52
私の所属する「小規模多機能型居宅介護事業所」は基本的に在宅生活を継続していただくために、一人ひとりの利用者様に適したサービスを複合的に行っている。
隣には「グループホーム」と言う施設がある。
様々な理由で在宅生活が困難なために、入所されてそこで生活していただく所だ。
一旦入所されれば、余程のことがない限りそこで余生を送られる。
言わば「終の棲家」である。
当事業所の利用者の中で、家庭や心身の状況の変化のために隣のグループホームに移られる方もいらっしゃる。
以前、「認知症高齢者介護の現場から 4月」で紹介させていただいた利用者様(下記をご参照ください)
http://www.lococom.jp/article/view/20103026/
もここで生活をされていた。
認知症も進み、あまりいい状態ではなかったが6時間ほど前に帰らぬ人となった。
隣に移られてからも体調の良い時は時々当事業所にも顔を出されたりしていた。
当事業所を利用されていた時はお泊まりされることが多く、僕の夜勤の時は夜中に起きて来られると1時間ほどココアや牛乳を飲み、お菓子をちょっとつまみながら色んな話をしたものだった。
今晩は僕は夜勤で、20時過ぎに全介助の利用者様のケアをしていた時、一度帰宅した管理者が泣きながら「Mさんが亡くなった」と飛び込んできた。
僕もすぐに隣のホームに顔を見に行った。
Mさんの居室に入ると、近くに住む娘さん一家が来られていた。
そこに横たわるMさんは血の気の引いいた顔をして息をすることもなく静かに横たわっていた。
何度か呼びかけてみた。
もちろん応える筈もないのは分かっているが・・・
はじめは体が温かかったが、少しずつ冷たくなっていった。
僕たちはMさんに満足していただけるケアを出来ていたのだろうか?
色んな思いが頭を巡った。
娘さんは泣きながら「本当にたくさん良くして頂いた。これからはお父さんにして頂いた分、他の方に良くしてあげて下さい。」と言って下さった。
でも、思った事の半分も出来ていなかったのではないかとも思った。
利用者様が亡くなるたびにそんなことを思ってしまう。
今、Mさんに出来ることは病気や認知症の苦しみから解放されて安楽に過ごしてくださいと祈ることだけである。








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