- 名前
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- 自己紹介…になるのかな。 デジタルというよりアナログな人間かと思うんですが…。 傍目...
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夜のピクニック
2006年10月16日 22:08
映画にもなっているが『博士の愛した数式』…これもそうだが映画は見ていない。僕は食わず嫌いなことが結構ある。これから書くこともそうだ。
最近読書に精を出しているのだが、僕の好きな著書の人はすべて読んでしまい何かいいものがないかなと本屋をブラブラしていて『本屋さんが選んだ本屋大賞第1回受賞』の文字が書かれたプラカード見つけ『博士の愛した数式』を読んでみた。
もう感動である。いい本だ。素晴らしくよく書けている。
加えて調子に乗って第1回に続き第2回を探し出し読んでみた。これは本当に偶然なのだが…『夜のピクニック』であり現在映画を上映しているではないか。映画を見るか本を読むか…少しだけ考えたが、結局本を読んだ。
あまり期待はしていなかった。『どうせ・・・』なんて少しひねた考え方のまま読み始めた。
しかしすぐにその本の素晴らしさに胸を打った。
読み始めた頃から読みやすく感じていた…理由として色々考えられるが一番の原因は、この本の内容として80km行軍である。僕は高校の頃その半分の40km行軍をしたことがあり、それに尽きるであろう。書かれている風景や足の痛みや疲労、思い返すだけで笑みが出る。本当に青春を語る本だとは思った。
そして読み始めて、久々に感じたものだったのだが早く読みこなしたくてたまらなくなっていた。色々な意見が本にはあるであろうが、こんなにも心に残る本は久々に出会った。
出会ったことがスゴクすごく嬉しい。
すごく感動的なことがあるわけではない、すごく有り得ない出来事もない…しかし読むほどにのめり込み、嵌まり込んでいく。感動していく。
今は、映画を見たい。見たいのだが見て、がっくりもしたくない。時々原作は面白いのに映画が面白くないなんて事も多い。つくづく映像化の難しさを感じるところである。
本当にいろんな人に読んでもらいたい…解説に何故この作品が『直木賞』を取らなかったのかという件(くだり)があるが、全く持ってその通りと感じてしまった。
是非ご覧あれ。 http://www.yorupic.com/
しかし本当に映画を見に行くか???
それとも…。
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