体操ニッポンに思ふ。

銀メダルでしたね

頭がまだ痛いですー



そんな体操男子団体に関して。

好き勝手に私の考えを書きます！！

もちろん逆上がりがやっとこさできるくらいの素人目線です。

大きなココロでお読みください



今回の団体戦。

銀メダルというのは妥当だと私は思いました

最終の内村選手のあん馬はあまりにも点数が低すぎます。

審議している場面を見ても、おそらく修正されるだろうとは思っていました。

ココでは誤審に関しては置いといて。。。。



日本チームはあまりにもアクシデントが多すぎました

山室選手の負傷。

田中（兄）選手の不調。

会場の度を越えているであろう大声援。


特にキャプテンである田中（兄）選手は

ミスの少ないことで有名です。

安定感は抜群。

彼の倒立は本当にホレボレしちゃいます

そんな彼があそこまでのミスを重ねるとは。。。。

やはりオリンピックは特別なのでしょうね


ここで、ひとつの「たられば」をしてみました


『もし、日本チームに大きなミスがなかったら？！』


いっこの感覚でのお話です。


①山室選手が跳馬を怪我なく実施していたら。。。

　⇒山室選手はD得点7.0のロペスの予定でした。

　　跳馬はE得点が下がりにくいので低く見ても8.5。

　　点数は15.5。現実は14.0だったので＋1.5です


②田中（兄）選手の床が通常通り行われていたら。。。

　⇒15.0は出たとして、現実は13.7だったので＋1.3


③内村選手のあん馬の降り技が通常通り行われていたら。。。

　⇒14.5までは出たとして＋0.4です


①～③をたすと3.2点になります。

トータルの中国との差は4.0点です。

では、この0.8の差はどこにあるのか？！


私の今後の希望も含めたものですが。。。


①着地の「一歩」

　⇒これはずーっと言われていることですが

　　中国は着地の「一歩」が本当に少ないチームです。

　　これで競技の印象が変わります。

　　減点も少なくなります。
　　
　　日本チームは、予選は良かったのですが
　　
　　決勝はこの「一歩」が非常に目立ちました


②跳馬のレベル

　　⇒個人的に跳馬が好きなこともありますが

　　　D得点7.0の技を実施する選手が一人というのは寂しいです。

　　　先にも書きましたが、跳馬はE得点での差が出にくい種目です。
　　
　　　難度の差がそのまま得点に反映されます。

　　　実際に中国は3人合計で48.3を出しています（日本は45.9）。

　　　7.0の技はロペス、ユー・ルーフ、ヨー２などが主流ですが

　　　個人的にはドラグレスクを跳ぶ日本選手が見たいですね


③とれるところでとる！！

　⇒日本の考え方として安全に行くというのがあると思います。

　　難度の高い技をもっているが、リスクが高いので団体では難度を落とします。

　　逆に中国は、（もちろん全てではないですが）得意種目であれば

　　どんどん難度を上げていきます。

　　実際に鉄棒のスーガイ選手は得点が16.4点でした。

　　驚くはこのD得点が7.7です。

　　私はドン引きしましたｗｗ

　　やりすぎです

　　種目別でも優勝できるポイントです。

　　つり輪・平行棒での同じようなことが中国チームには言えます。

　　もちろん、オールラウンダーではなくスペシャリストを育てる傾向の強い

　　中国ならでは。。。。と言えばそこまでなのですが。

　　だからこそ、田中（弟）選手の攻める鉄棒には感動しました

　　願わくば内村選手には、床でG難度のリ・ジョンソン、

　　鉄棒ではアドラーひねりからのリューキン、降り技のフェドルチェンコ（これは噂ですが。。。）

　　を実施して攻めてほしかったです。


と、まぁ長々と思いのたけを書かせてもらいました。

おもしろくなくても最後まで読んでいただいた方々ありがとうございますｗ


体操は本当に大好きで

日本の体操の美しさは群を抜いています。

アテネ五輪時の富田選手の体操は、もはや芸術でした

しかし、現実問題としてそれだけでは勝てなくなっています。

4年後のリオ五輪でのリベンジに期待したいですね


今回の体操団体で一番印象に残ったこと


⇒メダルセレモニー後のインタビューで

　　先輩が落胆している中で嬉しさを隠そうとしているが、隠しきれていなかった加藤選手

　　イケメンでカワイイ

　　ファンは急増することでしょうｗｗ



みなさんは、体操みてましたかー？？？







いっこ