【お題日記】海での出会いの思い出♪

海の出会いではなく、ファーストキスの話し。

大学時代、僕は金沢市内にある某大学で学んでいました。当時付き合い始めていた彼女は、同じバイト先で知り合った医療系の短大生。

石川県には、千里浜という遠浅で有名な砂浜があります。浜辺から５０㍍ほどクルマで海へ乗り入れることが出来るんですよ、千里浜は。
砂がかなり細かいので(正確な理由を忘れてしまったので、間違えていたらごめんなさい)、夏のハイシーズンを除いて、砂浜が、クルマが通れるハイウエーにもなるんです。
そして、日本海側なので、夕日が海に沈んでいく浪漫チックな砂浜でもあるんです。

これだけ聞いたら、クルマを持っている男だったら、女性とドライブに行きたい場所Ｎｏ．１の場所です。

僕もおんぼろだけど中古の愛車を持っていたので、二人がバイトに入ってない日に何とかデートを取り付け、当日を広って、千里浜に夕陽が沈む前に到着。海にクルマで入り込んで、ドアを開けて、足を海に浸してながら、取り留めない会話をしながら、夕陽の時刻を待ちました。
来ました、待望のその時刻が。
赤く染まった海側が正面で見らるようにクルマを浜辺に移動しました。
夕陽を海越しに見るのは、その時初めてだったので、しばし、彼女がいるのを忘れ、茜色に染まる空と海に見とれてしまいました。
そして、彼女と手をつなぎ、肩を引き寄せ、取り留めない会話をした後、彼女とファーストキスを。

後日談ですが、彼女は地元金沢の出身、その彼女から後日、地元でデートスポットとして有名な場所に来たら、貴方が何を望んでいたのか、“お・み・と・お・し”と言われて、男の浅はかさを自覚した次第
でも、この時のファーストキスは、僕にとって最高の思い出だ