感動した。(/ _ ; )

『細川ガラシャ夫人』三浦綾子著
泣けた…(/ _ ; )

ガラシャとは洗礼名で本名はお玉。父は誰もが知ってる、主君信長を討った謀反者で有名な明智光秀です。

彼女は次第に戦国の世に巻き込まれていき、度重なる苦悩の中で、キリスト教に出会い、その教えに惹かれていきます…。幽閉、キリスト教禁止令、迫害…の中で最期まで信仰を捨てずに生きる彼女に涙し、勇気をもらうと思いました。

三浦綾子さんは若い頃に重い病気を患い、自暴自棄になり自殺未遂し、その後キリスト教の洗礼を受けます。この作品はその長い闘病生活の中で書かれた作品です。そんな彼女が書いた言葉だからこそ、多くの人が励まされ、ぐっと心がつかまれるものがこの作品にはあります。

また、女性の視点から描かれているので、女性が共感できることが多いと思います。もう一つ、人が生き生きとしていて、物語の流れが自然なので、歴史が苦手な人も読みやすいと思います。

また元気がない時に読み返そうと思いました。
これはオススメの本です！！