向かいの酒屋のオバチャン

自分の住むｱﾊﾟｰﾄの向かいには小さな酒屋さんがある｡
ここは田舎だから酒屋さんと言っても日用品なども売っている何でも屋さんみたいな感じです｡

自分が此処に引っ越して来て約８年になります｡
向かいの酒屋のｵﾊﾞﾁｬﾝには当初から世話になりっぱなしで
そんなこともあり仕事帰りに向かいに寄ってﾋﾞｰﾙやｱｲｽ等をよく買ってました｡
俺を見つけると明るく｢元気かい？｣と声をかけてくれます

さっきも､ﾋﾞｰﾙがなくなったから向かいで買おうと行ったら､ｵﾊﾞﾁｬﾝに｢今夜は何を作るんだい？｣と尋ねられたので｢ｶﾚｰですよ｣と答えると､｢ちょっと待ってて(^○^)｣と店の奥に行ってしまいました(;ﾟ0ﾟ)

暫くすると…｢これ､家の畑で採れたｼﾞｬｶﾞｲﾓとﾆﾝｼﾞﾝとﾀﾏﾈｷﾞだから…ちょっと形悪いけど良かったら食べてよ｣と袋いっぱいの野菜を手渡されました(*^▽^*)

ﾋﾞｰﾙ一本しか買わないのに､なんだか悪い気がしたのでもう一本追加しました

田舎だからなのかもしれないけど､周りの人たちは温かい人ばかりで､いくら感謝しても足りないくらい世話になっています

震災以来､仕事がない状況で実家からは帰って来いとは言われてますが､自分はこの田舎が好きです｡
ここの人たちが好きなんです｡

だから宮城で仕事を見つけたいと思っているんです｡