- 名前
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- スキー、スキューバ、ヨット、パラグラダーなど やってきましたがいまはジムにはまってま...
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台風の爪あとはあまりにも・・・
2011年09月10日 21:00
久しぶりのログです
台風、生活圏はなんともなかったんですが
南部の山間部はひどかったです
電気、携帯電話、インターネットに係わる
仕事柄 このすべての機能が失われたため
この一週間は大変でした
台風通過後、偵察に行きましたが
過去山の表面が削れた崩落現場は見たことは
ありましたが
山の半分がなくなるほどの崩落は見たことありません
こんなのに巻き込まれたらひとたまりもありません
身震いがする想いでしたが
次の日、昨日通った道が崩落したと聞いて
2度身震いしました
少し前でしたが テレビ番組で
東日本大震災で 携帯電話に何が起こったか?
というテーマで放送されていたのですが
住民の人は 携帯が使えなくなったことについて
災害が起きたときこその携帯電話では?って
異口同音で 言っていましたが
見ながら 少し心を痛めておりました
みんなが 日頃普通に使っている携帯電話
これは 24時間365日 たくさんの
裏方さんの手によって守られているんですが
携帯電話が機能するには
電波の送受信を行う基地局が正常であること
基地局を動かす電気が供給されていること
通信用ケーブル等の通信設備が機能していること
これがすべてそろわないと 使えません
基地局が破壊されたらもちろん
停電になってバッテリー駆動になっても
数時間が限界ですし
一番影響が大きいのは通信ケーブルです
これは 電柱の上に電線と同じように張ってあって
通信データを送っているんですが
この電柱等が山崩れなんかで破壊されると
停電、通信ケーブルの切断が起こると
まったく機能しなくなることがお分かりいただける
と思います
だから災害が起こったら
携帯を握り締めて逃げて 携帯で助けを呼ぼうなんて
単なる幻想に過ぎないんです
自分の身は自分で守るが鉄則です
スマトラ沖地震のときは 津波が来る前に
象は山に一目散に逃げたそうですし
我が家に長く住み着いていた猫は
台風がやってくる前に
どうやったらあんなところまで登れるんだろうって
思うくらい 家の軒先の高いところに登って
雨風をしのいでましたが
きっと洪水が来るかもと本能的に感じて
そういう行動をするのかもしれませんが
人間が一番鈍感なのかもしれません
それでも 自然は牙をむくことはあっても
また穏やかな晴天がやってきます
ただ
水力発電所が 土台を残して跡形もなく破壊されましたが
これが 原発だったら・・
きっと 生まれ故郷を追われることになっていた
かもしれません
やはり放射能汚染は人災です 存在してはいけないものです
このデジログへのコメント
> roseさん
なんか 東日本震災が身近に感じた1週間でした
実際に経験された、とても考えさせられるログです。便利、効率のいいものが、人の為になるばかりじゃないね
> 彩伽さん
しかし 水で水力発電所が 壊されるとはシャレになりません
> ♪ みゅうみゅう ♪さん
人間の作った道や建物なんか もろいもんだと実感しました
> ゆり.さん
本能を もっと研ぎ澄まして生活しましょうかね
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