恋

毎日の中で起こった出来事記憶としてしまっておける思い出
喜怒哀楽を表現してさまざまな自分を演じてきた
本当の自分はどれなんだろう、ふと思い考えてみてもどこにいるのかわからない
仮面を被った全てが自分自身だと思ってしまう
ありのままの表情の出し方や出せる場所すらなくて
常に不安や不満ばかりたまっていく、心から笑ったり、怒ったり心配になったり恋の仕方がわからない
今までしてきた恋は本当の自分なんだろうか
それすらも偽りの自分なのだろうか、自分自身の事なのに気持ちがよくわからなくて、ただ、感情の赴くままに動いていたのかもしれない
すべてを失ったと思っているあの時から笑うのが恐くて、信じることもどこかで妥協している
誰のせいでも悪いことでもない
そうさせたのは自分自身
感情を殺して人形みたいになれたら誰も傷付けないですむ
１つを求めると１つが壊れて、それがわかっているから気持ちを殺して、ただの悪循環
結局傷付け、傷付き
何一つ先へ進まない

今見ている世界は偽物が作ったもの、現実はもっと暗くて、辛くて何もない
何事からも逃げているだけ本当の自分はどれなんだろう、見つけてほしい

空を飛んでいる鳥達は決して自由なんかじゃない
赴くままに行きたいとこへ行ける訳じゃない
全ての生物がそう
どんな世界でも自由なんてありはしない

生きていくことを選んでしまったこと、全ての選択に後悔しても
傷つき苦しみながら生きていかなきゃならない
たとえ大切な人を傷付けてしまっても歩いていかないといけないのだろうか
そんな世界を生きていかなければならないなら
全てから目を背けてしまいたい
変わってしまうものは弱い自分
変わらないものは強く優しさをもつ人だけ