宇宙のゴミの量が限界に

米国の学術機関である全米研究評議会（ＮＲＣ）は、
地球の軌道上にある「宇宙ごみ」の量が限界に達しており、
これ以上増えれば衝突を引き起こし、
宇宙飛行士や衛星に危険を及ぼすとの、
研究報告書を発表したそうです。

宇宙のゴミは、色んな国々が未来のためや、
商業用衛星や軍事用など、
色んな衛星を宇宙に打ち上げてるけど、
その役割を終えた衛星や、故障した衛星、
衛星同士が衝突して砕けたものなど、
その砕けた部品が散らばって軌道を外れて、
作動中の衛星に衝突してしまう、
そういったものがゴミとして残こっている状況です。
だから、どんどん増えているんですね。

報告書によると、米宇宙監視ネットワークが、
観測した宇宙ごみの量は、
２００６年１２月の９９４９個から、
２０１１年７月は１万６０９４個に急増しているそうで、
これらの宇宙ごみは時速２万８１６４キロメートルの速さで、
地球を周回しているそうです。

また複数のデータが、宇宙ごみの量は現在臨界点にあり、
衝突してますます多くのごみを発生させ、
宇宙探査機などを危険にさらす恐れがあることを、
言われてるそうで、調査を率いた、
元米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）幹部のドナルド・ケスラー氏は、
現在の宇宙環境は、宇宙船や宇宙飛行士にとって、
危険を増す一方だと、声明で語ったそうです。

宇宙ごみを減らすために国務省と連携し、
法的枠組みをつくることなどを含む２０超の提言を、
ＮＡＳＡに行っているそうです。

やっぱり道路などみたいに、
出したゴミは持って帰る運動ですかね？
宇宙は、高速でゴミが周回してるから、
すぐには無理でしょうけど。