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真夏の夜の怖い話 その2
2011年06月30日 01:41
暑い夜がつづきますので、涼めるお話、第2弾です。
ボストンのアパートでの霊体験に登場した友人なのですが、彼はもともとウィーンに住んでいるのです。
これまた歴史のある古い街で、フロイトやクリムトの出身地をして有名ですが、ここはまた、自殺が多いことでも良く知られています。
訪れたことがある方には、なんとなくわかるかもしれませんが、
閉鎖的で陰鬱な雰囲気があって、人々もどこか難しい表情をしています。
その友人がウィーンで住んでいるアパートなのですが、そこは実は,
彼が入居する前に、住人だった老人が自殺した部屋だったんですね。
それで彼は格安の料金で借りることができたそうです。
がしかし、
その部屋で彼はさまざまな心霊現象を体験しています。
部屋で物音がするのはしょっちゅうで、一度などテーブルの上に載っていたグラスが、目の前で粉々に崩れ落ちたことすらあったそうです。。。。
さて、僕もヨーロッパに遊びに行った際に、ウィーンに立ち寄って彼のところに泊めてもらうことになりました。
心霊の話を覚えていたので、よせばよかったのに、そのことを彼に話し始めました。 しかも真夜中。。。。
“そういえば、ここは、”と話し始めたとたんに、
窓が、がたがたっ!
と激しく音を立てて揺れました。
風のせいではありません。
そこは二重窓になっていて、外窓はきちんと閉まっていたのです。。。
僕はたまらず絶叫してしまいました!
友人がすぐさまドイツ語で何かをしゃべりましたが、そうしたら心霊現象は収まりました。。。。
なんと言ったのかとたずねると、
”おばあちゃん、いるのはわかったから、あまりおどかさないでよ”
と、語りかけたそうです。
なにしろ、独り身の老人が孤独に耐えられずに命を絶ったので、
さびしくて、自分の存在をひとに知らせるために物音をたてるのだそうで,
いつもそうやって話しかけてあげると落ち着くらしいです。
いやー、さすがに霊感がない鈍感な僕でも、このときはびびりましたねー。
みなさんも何か、経験ありますか?
このデジログへのコメント
怖い…海外の心霊現象って暴力的ですよね。日本は精神的 文に反して画可愛いですw
> 姫子.さん
言われてみると確かに、日本と欧米では心霊のあり方が異なりますね。
文化の違いでしょうか? (笑)
> minmiさん
それは怖い!
個人的には、上記で姫子さんが述べてるように日本の心霊の怨念のような精神的に迫ってくるほうが、ポルターガイストなんかよりよっぽと怖いです。。
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