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ヤッス!
2011年06月02日 02:06
先日、西区の緑色のイオンに
「たこ焼きでも食べよう」と寄ったついでに、
エスカレーターから視界に入ったテナントが気になる商品を店先に並べていたから、
つい寄ってしまった。
イヤ、別にイタリアの時みたいに言葉巧みに店舗に誘導されて春物の革ジャン買わされた様な事があったわけじゃないけど。
視界に入って、気になった商品と言うのは、画像のコレ。
・・・所謂、1950~60年代にデザインされたミッドセンチュリー期の名作椅子です。
レイ&チャールズ・イームズ夫妻デザインのシェルチェアというヤツで、
人間工学に則り貝殻をモチーフにFRPで一体形成された座面と背もたれをベースデザインとして
脚は写真のワイヤータイプの他、主脚が木製のもの、ロッキングスタイルのもの等いろいろなタイプが用意されています。
この椅子、僕は彼是10年くらい前に、当時行きつけだった美容室で肘掛つきのヤツでワイヤータイプの脚のシェルチェアに座った事がある。
その時の感想は、
見た目。
・電車のホームやデパートの屋上にありそうな、安っぽいイス。
座り心地。
・はっきり言ってお尻痛い。
肘掛が中途半端で、何だか僕には窮屈。
オマケに僕はイスに座ると、自分の足をイスの内側(脚の間)に曲げる(入れる)癖があって、いつものように足を折りたたむと、ワイヤー部分に
”ガツン"と、
ふくらはぎやらアキレス腱をぶつけて、
自分としては”設計ミスの不良品”と言う印象。
とは言え、この椅子、後に本気でデザインの勉強を始めて、その時、漸く時代を代表するエポックメイキングな名作椅子だと知った次第。
シェルチェアは現在も一体形成された椅子部分をFRPからポリプロピレンに変更して、アメリカのハーマンミラーと言うメーカーが生産、販売をしています。
現行品で大体3~4万円程度だったかな?
椅子部分がFRP製のモデルは僕の記憶では6万~10万位。
マァ、安くは無いですわな。MoMAに永久保存されている製品でもあるので当然と言えば当然のお値段。
・・・。しかし、イオンで観たそれは"イームズチェア"を名乗っていながら何と、
1脚、大体6千円くらい。
PSPのソフトと変わらない価格帯なんですけど?
その隣にあったYチェアは13000くらいだった。
や、これもゼロが一個足りないw。
どうにも腑に落ちない値段だったので、さっき、ググってみた。
どうやら、これらの製品には版権が存在していて生産するにはライセンスが必要で、これらの版権などの期限が切れたため、ライセンスが無くても生産販売が可能になって、より低コストで生産販売する事が可能になっ他との事で、中国の家具メーカーが中国の工場の勢いがすごいとの事。
これら、版権が切れて、どこでも自由に生産販売されているこれ等を、リプロダクトというらしくて、かつての名作椅子が続々とリプロダクトされている模様。
・・・ナルホド!クラシックの名盤みたいなものかw。
値段を見ると、正規品に対する冒涜にすら見えるのだけど・・・。
しかし、普段使いを考えるのなら、正規品や品質の良い初期モデルの中古品を部屋に置くよりも気兼ねなく扱える点は素晴らしいと思う次第。
重要なのはレプリカでも、実物・本物の偉大さが分かった上で普段使いすることであって、
コレを分かっているのと分かっていないとでは、大きな差があるんじゃなかろうか?
ムー。・・・一脚、自分用に欲しいかも。汗)
このデジログへのコメント
このデザイン、自分も欲しいと思ったコトが
ただ…多分座布団敷いて使っちゃいそうです…自分ww
仕組みがジェネリック医薬品みたいだ~
このイス超流行ったよね!お洒落人間は猫も杓子も…て感じだったね
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