- 名前
- せんせい
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- 年齢
- 66歳
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- 神奈川
- 自己紹介
- 一緒にドライブしたり旅行したりしたいです。車はプリウスとほか古い車持ってます。犬と猫...
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農薬中毒と自殺
2011年05月17日 10:42
嫌なタイトルですね。
これも若いころの話です。
農協病院に勤めてたときに、農薬中毒12人みました。
うち11人死亡。平均年齢18歳。
農薬はグラモキソン枯葉剤です。飲んでから死ぬまで3日から1週間。
みんないい子達だったけど苦しみながら死んでいった。
農薬中毒はひどい二日酔いみたいで思った以上に苦しい。肺に水がたまるので息もできない。
原因はいじめ、差別ですね。
人間はみな平等なのに民衆を支配するために階級制度作ったり日本人は馬鹿なことばかりするから。
地方会で発表したら、日本農村医学会から研究費ついて、そこでも発表することになって、25歳で大舞台でした。
助かった一人はグラモキソンではなくてパラコートという農薬で、白い液体なのに農協が土間のすみに牛乳瓶にいれておいたので間違って飲んで、意識不明で運ばれてきました。
農作業中だったのでぼろぼろの服装だったので都会育ちの僕から見たらホームレスにしかみえなかったけど、元警察署長でした。治療のかいあって助かった。意識戻るまで1ヶ月かかったけど。
今日、お茶のペットボトルにはいった農薬飲んで重体になった女性の話をテレビでしてたから思い出した。
22歳の男の子が飛び降り自殺したのもきたな。田舎だから7階だてのマンションが最高峰で、下が生垣なので、高さ中途半端で生垣クッションになって死に切れず全身骨折、尿道損傷、肝破裂で運ばれてきて緊急手術でとりあえず一命取り留めたけど、3ヵ月後に多臓器不全で死んだ。かなり痛みに苦しんで、後悔しながら。かわいそうでした。
首吊りもいました。入院中の患者でしたけど。身よりなくてさびしいあまり。病院の大部屋のカーテンレールにひもかけて首つったのでカーテンレールごと天井おっこって。もとヤクザでからくりもんもんだったけど、もの静かで僕に対しては礼儀正しくていいひとだった。
もうひとりの首吊りは助かったけど小脳やられてまっすぐ歩けなくなって、大脳皮質もダメージで首くねくねへらへら笑ってるだけの人間になっちゃいましたね。
いろんな人間いるから世の中は楽しいんですよ。無駄な命なんかないからね。ほんのわずかな希望さえあれば、どんなにつらくても生きていけますからね。贅沢三昧してる僕が言っても説得力ありませんね。でもフレンドさんの見方ですよ。
希望さがしてごらん。きっとありますから。もしなかなか見つからないなら見つけるまでいつでも僕があなたの希望になってあげますよ。
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