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ルシウスの冒険

2011年05月14日 13:59

テルマエ・ロマエ/ヤマザキマリ が面白いと人に薦められて、3冊まとめて読んでみた。

マンガの話です。

テルエ・ロマエはローマの風呂という意味。
ざっと内容を書いたりするが、詳細に関してはぐーぐるで見てもらえば早い。

1巻を読んだ限りでは読み切りタイプの一話完結型の話。人気があったので、3巻のような連続ものの話、定期連載になったということらしい。

主人公の古代ローマ建築家ルシウスが、風呂の設計に悩んでいると、ひょんなことから現代日本の風呂場に飛んでしまう。
現代日本のさまざまな風呂場の設計や小物にルシウスは「これはなんだろう」「そういうことか!」と食いつく。
ローマ時代に戻ってからは日本の風呂からヒント、着想を得た浴場の建築を行う。

毎回そのような話。

自分たちが普段使っているだけの風呂場にルシウスはいちいち衝撃をうける。
またルシウスは日本人を見て「なんと平たい顔だろう。ローマの征服はこんな、わたしの知らない、きっとはるか遠くの『平たい顔族』まで及んでいるのだな」
と誤解をしたまま、ローマ文明が最も優れている、と信じて疑わないルシウスのカルチャーショックの様子は笑いを誘う。

一話読み切りタイプのときは、ページ数などの関係もあって、風呂場の探索をしているルシウスが「ここで帰っちゃうのか」というタイミングローマに戻ってしまうのが物足りなくて、早く続きが読みたい、と思わせる。
3巻の数回連続物になると、ローマ時代のルシウスが建築に悩むのに1-2話。
そのあと日本で数話すごして、ルシウスが日本を満喫。
最後に日本に戻る、という形で、日本の風呂探索が長い。
物足りなさが解消されて読み手も満足するルシウスの冒険を見ることが出来る。
ただ、初期の形式のほうが「もっと読みたい」と思わせたことを考えると、「ちょっと物足りない」くらいが一番食いつくのかな、と思ったりした。



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