その結婚こそ犯罪的…不倫以上に

　以前から感じること、不倫を肯定的に捉える風潮があるように思います。ここでのことをいっているのではありません。勿論それもありますが、昨今の我国の社会全体に煽る傾向が蔓延してます。
　男性がどうだったか憶えてませんが、女性の場合どういうわけかこういう話題、ウラに書く人が多いようですねえ。どういう心理が潜んでるんでしょう？自分にとってはウラで書くべき理由などないのでこっちに書きます。
　配偶者以外の異性と男と女の関係になることについて、色々言い訳は出来るでしょうけど言い訳は言い訳に過ぎません。
　バレさえしなければOK？　絶対バレない確証などあるのですか？
　迷惑をかけることさえしなければ…　不倫の事実がある自体、伴侶に対して迷惑をかけているということになりませんか？体の関係があれば、観念の問題ではなく、実際に迷惑がかかってしまう危険を常に孕んでいますよ。
　夫婦が互いに他の異性との交わりを認めているのならそれは自由かも知れません。しかし隠れてコソコソやるようなのは明らかに伴侶に対する裏切り行為であるのではないでしょうか？家庭のある人と男と女の関係を持ってしまうのは、相手の人がその配偶者に対して裏切ることに加担していることですよね。因果応報というのが真実なら、そんなことをしてたらいつか誰かから自分が同じように裏切られる目にあうか、それと同等の不遇に陥っても当然ですよね。
　不倫の関係が全て認められてはならないとは言いません。それが命を救うとかといったことだって有り得ると思います。しかしそれ程のものなのか？只のイケナイ関係に過ぎないのか考えて行動して欲しいと思います。
　いずれにしろ全く罪のない不倫なんてないでしょう。
そして他者を悲しませる結果を招くことがなければさほど大きな罪ではないかも知れません。
　それよりも不倫をすることを求めてしまう、そんな結婚をしてしまったこと、その非を改めて不倫などとは無縁の表面だけでない良き家庭、夫婦関係を築くことをしていないということのほうがはるかに罪深いことなのではないかと考えます。

　かく言う自分は、夫のある女性と恋仲になってしまったことがあります。まさかそんなことが自分の身におこるとは思ってなかったし、彼女が旦那さんと修復不能なまでになってなかったら恋人として受け入れることもなかったと思います。今となってはもう、同じようなことは出来ないと思いますね。僕の今迄の生涯の中で、交際した女性はこの人だけです。十年余りでその関係は解消してしまいましたが、もし、この人と出会ってなかったら、僕は今こうして生きているということはなかったかも知れません。彼女もこの世に留まっていなかっただろうと思います。会わせてくれた全てに感謝してます。