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高山植物の女王、燕岳のコマクサです！

2006年08月07日 18:51

　北アルプスにはたくさんの高山植物が短い夏にその美しさをを競い合うように花を咲かせます。　チングルマ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ウサギギク、ニッコウキスゲ、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、トウヤクリンドウ、クルマユリ、イワギキョウなどですが、何と言ってもコマクサの存在感はピカイチです。
　コマクサはケシ科の多年草、本州･北海道の高山の礫地に生え、高さ約１０センチ、葉は緑色で、７～８月頃、細い葉の中から茎が伸び、葉の先にピンク色の美しい花を咲かせます。高山植物の女王と呼ばれ、名前は花の形が馬（駒）の顔に似ているところに由来します。黒色の種子は霊薬としても有名です。