今を生きる全ての人へ

今日は、

告別式でした…

声にならない言葉が、感情がこみ上げてくる今のこの状況で

ここに言葉を記すのはどうしてもみんなにもう一度命について考えてほしいから。

僕はすべてを失いました。

２９年費やして築き上げてきた社会的地位も、財産も、

それを分かち合う人が、喜び合える人が、自分に向けて
微笑んでくれる人が居なければもはや何の意味もありません。


人は独りでは生きていけません。
そして、今生きている人の中で本当に独りな人はいません。


人は良くも悪くも、誰かを傷つけ、傷つけられ、

何か依存して生きているものです。

そこに生きているだけで、必ず誰かしらに迷惑をかけているもの。

でも、必ず誰かに愛され、誰かに必要とされているのです。

どうか、自ら命を絶つことだけはやめてください。

今の日本では毎年3万人以上の人が自ら命を絶っています。
もちろん、その人それぞれの事情があるのでしょうから、
僕はその人を責めるつもりはありません。

ただ、

誰かが死ぬということは必ず誰かが悲しむということ。

それを忘れないで欲しいです。

苦しんで、悩み続けて、前が見えなくなって、

ただ、眠りたくなった人の

苦しいの
たった一言で、
どれだけの人の心が救われることでしょうか。

こんな想いをするのは僕だけでいい。

切にそう願います。

目の前が真っ暗になってどうしたらいいのかわからなくなった時に、

ちょっとだけ、みんなの周りにいる大切な人のことを思い浮かべる
勇気を持ってください。

どうか、

どうか、
どうかお願いします。

人が自らの人生で経験することで、

自ら命を絶つこと意外は

すべて、いつか、
いつか、
いつか必ず自分にとってプラスとなる日がくるのだから…

若輩者にておこがましでいすが、

どうかそれを忘れないで下さい…




僕がもっとも伝えなきゃいけない言葉を伝えられなかった人に、

異国の空の下を風となって自由に駆け巡っている人に

言葉にできない想いをこめて、

次の詩を贈ります…



暗い夜道を

独りさまよう

生きることの意味

その答えを問いかけながら

頬掠める風に

あたなを感じる

流れる涙を

ひとすじの星に変えて


こみ上げるこの感情に

もし　
名前をつけるならば
それは愛というものではなくて

僕の人生そのもの


あなたに出会い

あなたに傷ついて

愛という言葉の

真実を知りました


喧嘩をしたり

泣かせてしまったこともあった

でも

あなたは最後にいつも

微笑んでくれました


伝えられなかった

感情、孤独、苦しみ、喜び

全部一筋の光に変えて

明日を生きていこう

吹き抜ける風に

あなたを感じて

生まれた意味を

生きることの答えを問いかけながら


Everything is over

How should I go my way

How could I know the meaning.

Without you…