今日もドイツからです。

グーテン・ターク！皆さま、こんにちは！
さる10月3日、ドイツは東西ドイツ統一20周年を祝い、日本のテレビもドイツ特集を数多く組みました。東西ドイツをつなぐ最初の観光ルートである「ゲーテ街道」は、年々日本からの旅行者が増加し、ドイツを代表する観光街道のひとつに成長しました。

高い人気を誇る観光街道「ゲーテ街道」は、一流の音楽祭、多彩な民族祭りやロマンチックなクリスマスマーケットなど、2011年もたくさんの興味深い催しで皆様をお待ちしています。フランクフルト、フルダ、アイゼナッハ、エアフルト、ワイマール、イエナ、ライプツィヒで、イベントの数々はもちろん、有名な名所に触れ、魅力溢れるショッピングをお楽しみください。

ジャーマン･トラベル・ニュース

かけがえのない音楽遺産：バッハ、リスト、マーラーなど

色鮮やかな民族祭り：アップルワインからオニオンケーキまで

ロマンチックなクリスマスマーケット

ドイツで人気の観光街道：ゲーテ街道

2011年のイベントハイライト

かけがえのない音楽遺産：バッハ、リスト、マーラーなど

©Theater Erfurt, Lutz Edelhoff

フランクフルトの美術館通り祭り（2011年8月26日~28日）は、色彩あふれる芸術祭です。アーティストによる露店や世界中の料理の他、フランクフルトの多くの美術館・博物館を割引料金でお楽しみいただけます。
ドナ・W・クロスのベストセラー小説といえば「女教皇ヨハンナ」です。フルダでは、このスリリングな中世の物語のミュージカルがオリジナルの場所で世界初演されます（2011年6月3日~8月14日）。
バッハが洗礼を受けたアイゼナッハのゲオルク教会では、2011年7月~9月の毎日11時から30分間（日曜を除く）、マルクトコンサートとしてパイプオルガン演奏が行われます。10月~4月は2週間毎の日曜16時にパイプオルガン演奏が行われます。
テューリンゲン州の州都であるエアフルトを2011年に訪れれば、エアフルト大聖堂という壮大かつ独特な背景のもとで繰り広げられる、モーツァルトの人気オペラ「魔笛」に魅了されることでしょう。
ワイマールは2011年にフランツ・リスト生誕200年を記念し、ワイマールとテューリンゲン州内で、200もの素晴らしいコンサートや展示会が開催されます。
イエナのオープンエアフェスティバル、イエナ・カルチャーアリーナ（2011年7月13日~8月21日）では、格別のジャズやポップ、ワールドミュージックを求めるファンにおすすめの多様なプログラムが用意されています。
ライプツィヒでは、グスタフ・マーラー国際音楽祭（2011年５月17日~29日）、バッハ音楽祭（2011年6月10日~19日）、メンデルスゾーン音楽祭（2011年9月2日~24日）が開催されます。
詳細：www.goethestrasse.info

色鮮やかな民族祭り：アップルワインからオニオンケーキまで
© Eisenach-Wartburgregion Touristik, A. Nestler

フランクフルトを代表する飲み物と言えば、アップルワインです。街の中心部のロスマルクトで行われる国際アップルワイン祭り（2011年8月12日~21日）では、このアップルワインにスポットライトがあたります。
フルダでは、娯楽乗り物と多くのアトラクションが魅力の伝統的な射撃・民族祭り（2011年７月29日~8月7日）および雰囲気たっぷりのワインフェスティバル（2011年8月26日~9月４日）が行われます。
ドイツ最大の春祭り、アイゼナッハの「夏迎えの祭り」のクライマックスは、雰囲気溢れるお祭りパレード（2011年4月2日）です。
エアフルトのクレーマー橋祭り（2011年６月17日~19日）は、この地方最大の祭りです。エンターテイメントの数々、中世の市場、伝統工芸、お食事を心ゆくまでお楽しみください。
ワイマールがこの地方最大の民俗祭りのメインにかかげているのはタマネギです：たまねぎ市は、約360年前から10月の第2週末に開かれてきました。
イエナの旧市街祭り（2011年9月16日~25日）は、家族みんなでお楽しみいただけます。
見本市の町ライプツィヒのイベントプログラムでは、ライプツィヒ市祭り（2011年6月2日~５日）と平和革命記念日（2011年10月9日）にご注目ください。
詳細：www.goethestrasse.info

ロマンチックなクリスマスマーケット

© Tourismus + Congress GmbH Frankfurt am Main

フランクフルトのクリスマスマーケット（2010年11月24日~12月22日／2011年11月23日~12月22日）では、フランクフルトの冬の風物詩であったアルテ・オペラ前のスケートリンクが再現されます。
バロックの町フルダのクリスマスマーケット（2010年11月26日?12月23日／2011年11月25日~12月23日）では、夢のように立ち並ぶ露店と華やかにライトアップされた中心街を満たすアドヴェントの雰囲気が魅力です。
アイゼナッハでは、2010年12月12日にヨハン・セバスチャン・バッハが洗礼を受けた教会「聖ゲオルク教会」で「クリスマスオラトリオ」が公演されます。
エアフルトのクリスマスマーケット（2010年11月23日~12月22日／2011年の日程は2010年と同様）は、聖セヴェリと大聖堂の壮大な背景のもとで開催されます。
ユネスコ世界遺産の町ワイマールでは、待降節の期間、ゲーテとシラーの記念碑からマルクト広場にいたる通りが、美しく装飾されたきらびやかなクリスマスマーケットに変わります。
イエナのクリスマスマーケット（2011年11月25日~12月22日）では、クリスマスにちなんだ金管楽器演奏が市庁舎塔で毎日行われます。
ライプツィヒのクリスマスマーケット（2010年11月23日~12月22日）では、トーマス教会少年合唱団によるヨハン・セバスチャン・バッハの「クリスマスオラトリオ」と世界最大の野外アドベントカレンダーがハイライトです。
詳細：www.goethestrasse.info

ドイツで人気の観光街道：ゲーテ街道

© Tourismus und Kongressmanagement Fulda

人気の観光街道「ゲーテ街道」は、ドイツの真ん中を西から東へ抜けていきます：大都市フランクフルトから始まって、バロックの街フルダ、バッハの街アイゼナッハ、中世の面影を伝えるエアフルト、文化都市ワイマール、大学都市イエナ、音楽の街ライプツィヒを結びます。
どの都市も、ドイツが世界に誇る文豪ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテの生涯と作品に密接に関わっています。ゲーテはフランクフルトに生まれ、ライプツィヒで学生生活を送りました。ワイマールで50年以上暮らし、1832年にその生涯の幕を閉じています。フルダ、アイゼナッハ、エアフルト、イエナはゲーテが度々訪れた街です。
ゲーテ街道に関連するものは、ゲーテに留まりません。音楽（ヨハン・セバスチャン・バッハ、ロベルト・シューマン、フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ、フランツ・リスト、リヒャルト・ヴァーグナー）、城と宮殿、庭園、ユネスコ世界遺産、伝統行事（クリスマスの時期など）もゲーテ街道のキーワードです。伝統的な手工芸品からデザイン製品まで、ショッピングスポットとしても人気上昇中です。

詳細：www.goethestrasse.info
2011年のイベントハイライト

© Sternevent GmbH

いますねリンゲン・バッハ音楽祭
テューリンゲン州各地

2011年4月22日／24日、5月7日／28日、9月3 日／23日
ヴァルトブルク城におけるリヒャルト・ワーグナー「タンホイザー」
アイゼナッハ

2011年6月3 日~8月14日
ミュージカル「女教皇ヨハンナ」
フルダ

2011年6月５日~ 13日
2011年7月2日~ 10日
リヒャルト・ワーグナー「リング」
ワイマール

2011年6月10日~19日
ライプツィヒ・バッハ音楽祭

2011年6月30 日／7月6日 　準決勝、決勝
FIFA女子サッカーワールドカップ
フランクフルト

2011年7月7日~8月21日
イエナ・カルチャーアリーナ -ワールドミュージック・フェスティバル
イエナ

2011年8月20日~9月4日
エアフルトの大聖堂野外音楽祭
W.A.モーツァルト「魔笛」
エアフルト

　色々、ありますね