自問自答

自分がなにをしたいのかわからない。
ここに、思い出を書いて整理して確かに少しは楽になった。

だが、なにがしたい。

基本的にこんなに弱くはなかった。

たった一人の女性になんでこうなるんだと何回も思った。

だが、すぐに気持ちが緩む。

彼女を思い出すと緩む。

だから憎めない。嫌いになったら楽なんだろうけど出来ない…

夢があった。叶わぬ夢だけど…
二人で手を繋いで散歩がしたかった。
仕事柄、現場があちこちある。あるとき、雰囲気のいい団地があって遊歩道みたいのがあった。
こんな所を二人でしょうもない話をして歩きたいなって普通に思った。出来るわけないのに…歳をとっても歩きたいなって…

こんなことを思うキャラじゃない。だが彼女とは不倫がどうとかじゃなくて、そう思った。

そんなことを思えた、ただ一人の女性だった。