冷めたこと言ってんじゃねーよ

そうやっていれば傷つくことも無いだろうけど
特別に思うことも無いんですわ


先日、タイヨウのうたって映画を見てきた。
ヒネクレ者ですんで流行の映画ってのは敬遠すんですが、
これは良かった。

「結局死ぬんだろ」って冷めた友は言うのだが、
死に方にもイロイロあってさ。
「死ぬことを考えることは、生きることを考えることだと」
そう思わされた。


で、俺。
最近はなーーんにも変わったこと無くて。
夏祭りやら花火やら、夏フェスやら、ヒトゴトっぽくて
動く気も起こらなくて。
落ちてる周期が長くて困ったモンです。

「死ぬことを考えた」
死のうと思ってる訳では無い。モチロン。

会社繋がりの人が亡くなったのです。
４４歳くらいだったのかな。
もの凄くお世話になった方だったので葬儀に行った。
お子さんは３人。みんな女の子。
一番上の子が中学生くらいかな。

お焼香の時、親族の方々に礼をしたんだけど、
顔は見れなかった。

出棺で泣き喚くのです。しがみつくのです。
「いやだー」って。
奥さんがモウロウとしながら引き離すのです。


見ていられないってのはこういう事で、
でも、参列してよかったって思う。



全く一人の世界なら死んでも誰も悲しませない。
全く一人ならね。


あと何年、何日あるか知らんが、
笑って死のうと思うのさ。
だから上向いて歩くのさ。

涙がこぼれないように。