午後の日。

ここ3週間ほど休みなく働き、何度かの徹夜だったりミスだったりで、心身ともにかなり疲弊してました。
そしてこの日曜日、久しぶりに完全オフ。

ここぞとばかりに、4月に川崎市に住み始めてからずっと行きたかった、同市にある「岡本太郎美術館」へ足を運んだ。

自宅から車で15分くらいの、生田緑地という緑豊かな公園の中にあるそれは、とてもキレイで充実した施設で。
独特の雰囲気を放つ絵画や彫刻の数々は岡本太郎好きでなくても楽しめるんじゃないでしょうか。
むろん、岡本太郎を崇拝している僕にとってはまさに聖地です。
なんか太郎氏のみなぎるパッションを少し分けてもらえた気がします。

唯一の心残りは、ギャラリーショップで売っていた岡本太郎の墓石にもなっている「午後の日」のミニチュア￥３，７５０を購入する金が、僕の財布には無かったという事くらいか。


帰宅してから、何となくウィキペディアでその生田緑地という公園を調べてみたら、なんと、来年にはそこにさらに「藤子F不二雄ミュージアム」が完成するらしい。

「岡本太郎美術館」と「藤子F不二雄ミュージアム」が同じ敷地に立ち並ぶわけですよ。
これは個人的には相当な事件です。
どれだけ凄いかと言うと、太陽の塔とドラえもんのコラボレーションと言えば判りやすいか。
たまたま転勤で住む事になった川崎市の多摩地区に、そのようなポテンシャルが秘められていたとは。

というわけで、今のところどうしようもなくやるせない転勤生活に、やっと一筋の光が差したような、気のせいのような。

そんな、日曜日の午後の日でした。