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人の命の儚さよ

2010年05月23日 13:22

16日に見舞いに行って、その姿に驚く
 がんは痩せると言うけれど

 顔までも変わってしまう。3か月前は
 それほどでもなく、普通に生活していたのが
 これほど急激に変貌を遂げるとは

 ベッドに横たわる老人を見た時には
 別人かと思い、部屋を間違ったと思った。

 だがベッドに掛かる名札は本人だと言っていた。

 急ぎ携帯で姉さんを呼ぶ。そして確かめると
 間違いではなかった。

 がんの末期。痛みが大変ではと思っていたが
 痛みもそれほどではなく、まずはよかったと思う。
 しかし顔は黄疸。死相は出てない。が長くはないと判断。
 
 そして次の日に逝った。何でと思う。1か月は無理だと
 思っていたが、次の日とは・・・

 義兄として付き合い始めて43年目の事だった。
 当時は高校2年の少年だったのが、今は還暦前。
 時は流れゆく。

 一昨日葬儀、骨拾いと参加して、命の儚さを知ったのです。

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