郷愁

あの日あの時に戻れたらと思うのは

　人生を振り返っているのだろうか

　誰でもが思う事なのだろうか

　自分の中での失敗だと思ってるのかな

　それを取り戻したいと言う気持ち

　その失敗と言うのは何なのかな

　右と左の別れ道

　もしあの時に右の道ではなく

　左の道を選んだらどうなったのだろう

　その希望を今に引きずってしまう


　だけど左に行ったとすればあの時に右にと

　考えてしまうのではないのだろうか

　経験した今だから別の道を考えられる

　何度も選び何度も後悔しながらの道は

　間違っているのだろうか

　それでもどの道を選んだとしても

　悔いは残るだろう

　なぜならそれこそが進歩の道を

　歩いているのだから

　立ち止まってはいけないのだよ

　
　歩くだけでいいただそれだけで目的地に着く

　紆余曲折したとしてもいつかはゴール

　にたどり着く

　経験の度合いや光り方は違ったとしても

　朝が昼になり夜になりやがては夜が明け

　朝が来るようにらせん階段を上がるように

　人は生きていくそして故郷に帰る