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「秘すれば花」

2010年03月16日 10:29

鎌倉に住んでいる作家の日常を書き綴ったエッセイを読んでいる。

酒飲みで食通であり何回も引越しをする、その度に散歩する場所が替わる。

海まで５分くらいの処に住んでいたときは海まで散歩して漁師からじかに魚を分けてもらったり、山の上に越したときは蛇や野鳥を友人にするという。

生きたままのかえるの料理の仕方やアカエイの肝は大きいので、鮟鱇なべに加えるといいなど。

蝮に竹を刺して口から尻尾まで貫通させたというのがあった。
動かなくなって２０分ほどした頃電話があってその場所を離れた。
５分ほどで用件を済ませて戻ってきたら蝮が竹ごと消えていたという。
見つけたら必ず殺すと書いておられたが、見つかっていないようである。