- 名前
- gentle
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 広島
- 自己紹介
- 真面目。だけれどユーモアとペーソスも備えてると思いますのでどうかよろしくお願いします...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
男女間の友情について~結論~
2010年03月01日 20:15
さて、昨日は「肉体関係をもった男女のほうが、もたない男女よりも関係が深いといえるか?」という所まで書いたね。
皆はどう思うかなあ。
私はこう思うんだ。
もしそう言えるのなら、「簡単に肉体関係をもった男女ほど、関係がこわれやすい」ことの説明がつかない。
「彼は私の身体だけが目的だった」というような、女性の嘆きは生まれないはずだろ?
菊田一夫の有名な作品『君の名は』を知っているかなあ?この中に出てくる男女は、物理的にはすれちがいばかりだけど、それによって恋の感情は高まる。
身体を許さないほうが、男女の関係が持続することは皆の体験からもわかってるんじゃ?
まあ、反論もあるよね。
「私はかたくなに彼の肉体的要求を断ったから、彼は去っていった」と言う女性は確かにいる。
でもこの考えは本当かな?彼との人間関係、心のつながりが浅かったからとは言えないか?
男女の間で、肉体関係をもって関係を生涯的に持続させるには、結婚するか、愛人関係でいるしかない。
男女関係はそれが長く続くほど、夫婦や愛人でも、肉体関係が不必要になつていき、だんだん夫婦や愛人というより、
友人に近い感覚になつていくんじゃないかな。
男と女というよりも同士って感じ?
だからいずれにしても心のつながりが深くないと、人間関係は持続しない。
http://static.flickr.com/2237/2201561622_5b18fdc509_o.jpg
よく聞く言葉「金の切れ目が縁の切れ目は、心のつながりが浅くて、肉体関係優先の男女関係にいえることなんだと思う。
親友との関係を長く持続している人は、親友と日常的には距離がある人たちだ。
距離がないと、お互いに疲れてくる。いつもべったりの関係だと、つまらないことで大喧嘩して別れてしまうことにもなる。
ヤマアラシジレンマ」という言葉があるんだけど、寒い冬にヤマアラシたちが暖を求めて集まった時、
あまりに接近すると、お互いの身体に相手のとげが刺さり、離れすぎると ひゆ
寒くて暖がとれない。離れすぎずくっつきすぎない距離が必要なんだ。
これが人間関係の極意なんだろうね。
どのように親しい関係でも、相手から干渉されない距離が必要だろ?
干渉も程度を過ぎれば皆も嫌になるだろう。
自分ひとりになりたい時間を浸食するようになると、相手がいやになつてしまう。
http://static.flickr.com/3073/2326214977_a19a93cd53_o.jpg
夫婦や親子のように、血のつながりのある者や肉体関係のある者、家族として社会的にグループとして扱われる者は、日常性を共有する必要がある。
そうでないと「去る者日々にうとし」の関係になってしまうしね。
また、友達のように心でつながっている者は、日常性を避け、非日常性を大切にすることが必要だと思うね。
友人関係に日常関係を持ち込み、たとえば金銭の貸借をすると、早晩友人関係は破綻するだろうよ。
友達だったら連帯保証人にはならないことだし、頼まないこと。
今つきあっている異性と、生涯の友人関係を保とうと思うのだったら、肉体関係をもたないことだね。
http://static.flickr.com/4060/4375316837_a1ec6e778c_o.jpg
どうだろう。できるかな?え?そもそもその積もりは最初から全く無い? そうですか。 でもどちらにしても 心のつながりを深くする努力が必要だからね。
---------------------------------------------------------
駅
竹内まりや
https://www.youtube.com/watch?v=f_FQkPYFGK0
---------------------------------------------------------
このデジログへのコメント
コメントを書く