詩？君は僕のものじゃない

君は僕のものじゃないから
君にふれることさえ出来なくなってしまった
無邪気な君に笑顔をもらい
無鉄砲な君にハラハラさせられ
きれいな君に心を奪われた

君はもう僕のものじゃないから
君を抱きしめてあげることさえ出来なくなってしまった
ねぇ、求める気持ちをどこに隠してしまおうか
君が愛おしくて
君に触れたくて

あの日　僕は大切な君をうしなった

どんなに想っても　君は僕のものじゃない
だから
君の涙をふいてあげることも
寂しさを受け止めてあげることもできないんだ
君の強さも弱さも優しさも一番知っているのに
僕にはなにもしてあげられない
君を守ってあげられないんだ

あの日僕は僕の心まで君と一緒にしまい込んでしまったらしい

毎年送られて来る家族写真に君を想うのは　罪なのだろうか？と問う
時々送られてくるメールを待っている僕は　罪なのだろうか？と問う
あの日誤解を解かなかった僕は　罪なのだろうか？と問う
生まれ変わったら今度こそ一緒に、なんて誓った二人は罪なのだろうか？と問う

君は僕のものじゃないから
君のそばに寄り添うこともしてあげられなくなった
君のいない日常がこんなにも切ないなんて・・・・
空を仰いでは君を思い出し
ふきぬける風に君を感じる
人ごみの中で君の面影を探し
きれいな鳥の声に君の声を重ねる

どんなに想っても　君は僕のものじゃないから
仰いだ空から君の幸せを願おう
ふきぬける風に君の寂しさと涙を飛ばしてもらおう
そして君を大切にしている彼と、君の家族に君の笑顔をたくそう

どんなに想っても　もう君は僕のものじゃないから
せめて友達でいさせて
君の幸せを願うただの友達でいさせてください。

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こんにちは
久しぶりのログになりました。
今回の詩？は弟の今の心境を描いたものです。
う～ん、青春してるな☆弟よと、いったとこでしょうか・・・・