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宮崎 駿さんの漫画

2009年12月28日 15:24

宮崎 駿さんの漫画

色々な会社の面接を受けているうちに、こんな奴に面接されたくない!とか、こんな面接なら呼ぶな!とか、今考えているプライベートサイトの素朴なアイデアとか、色々そのうち書いてやる気でいますが、
今回は先月まで模型雑誌に宮崎駿さんが連載していた漫画の話を少々。

この模型雑誌にはかつて宮崎氏は「妄想ノート」と言う漫画連載を持っていてこの中に「紅の豚」の原作に当たる作品もあります。

先月で終了した漫画ゼロ戦の主任設計士である堀越次郎氏と「風立ちぬ」の著者堀辰雄氏(でよかったかな)を堀越次郎氏に閉じ込めた主人公が肺病を患う恋人菜穂子」のために一機の飛行機を作って目の前で飛ばすことを懸命に頑張る話です。

立派な恋愛物語なのですが、エンジニアである次郎さんのモノヅクリに賭ける意気込みが物語の6割以上を占めていて、デザイナーとしての心得とも取れるくだりも結構多く、「解ってくれる人いるんだ・・・」って
一人で泣きそうになりながら読んでいた漫画でした。


でもこの漫画に惹かれた理由は主人公が菜穂子の父親とドイツ人の友人とで日本語英語ドイツ語ちゃんぽんで会食する中、次郎さんが菜穂子の父親にドイツ語臆面もなく「お嬢さんを下さい。必ず幸せにしてみせます」ってサラリと言うくだりを見て豪くカッコいいと思ったからです。


チームリーダーは失敗を人の精にしちゃいかんのです。

写真はピアジ博物館レーシングベスパ

このデジログへのコメント

  • yumilky 2009年12月29日 01:08

    とても惹かれる漫画です!セリフも…ステキだなぁ。紅の豚も男のロマンがあって好きなんですよね。

  • vince 2009年12月29日 08:57

    > yumilkyさん
    次郎さんが作った飛行機はコンペで日本一美しい飛行機と絶賛されます
    恋愛不慣れが多い模型マニアに充分な恋愛観を学ばせてもらえる内容でした。
    綺麗な話です。是非!

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