本を読むって事

『老人と海』

僕の大好きな小説のひとつです。

年老いた漁師が、一人で釣りにでて大きな魚を釣るという単純な話なんですけど・・・・

最初に読んだのは、１７歳の頃

そのときには、ふーんって程度の印象しかなかったけど、
年齢を重ねてきて、読み返してみるとその小説の印象が変わってきて、今、序九年といわれる年代になって、読み返してみたら、主人公の行動・気持ちとかもなんとなく理解できるようになってきています。

色々な本を濫読しているんだけど・・

しかもエロ・官能小説から哲学までありとあらゆるカテゴリーの本を読むんだけど、本を読むという行為を経験と置き換えたら、人一倍、経験をしているともいえますね。

『城之崎にて』という小説も高校時代の国語の教科書で読んだのが、最初だったけど、数年前に読み返してみたら、淡々とした情景の描写の中にある小説の真意とかテーマが、わかるようになってます。

気になった本は、一度だけでなく、何年かして読み返してみるって事も大切なんだと思います。

ただ、最近の小説は、何度も読み返すほどの魅力も力もないんだなって感じることもおおくなっているのは、確かなんだけどね