ﾊﾗｽﾒﾝﾄｼﾘｰｽﾞ★タクシーのなかでの会話

A垣さんと私の話が一段落すると、
A氏が助手席から振り返り私に携帯を渡した。
「ゆりさん、今日もまた名古屋のＭからメールだ。
くるときは10通くらい続けてくる」と苦笑いしていた。

私が携帯を受け取って送信欄を見ると、
Ｍの名前がう上からダダダと並んでいた。
「Ｍは今日のヨガ教室の話をｱﾎﾏｽｺﾞﾐ君から聞いたと言って、
Ａ団体シンパに協力しないでときたもんだ」とA氏。

「あの子もかわいそうだね。お目当ての女性会員はB団体にいるのに、B団体幹部に『女性会員にとって憎いＡ代表を謝罪させれば彼女が感謝して好意を寄せてくれる』なんて言われて信じてるのかな？
ｱﾎﾏｽｺﾞﾐ君もＭを煽るの良くないなぁ」とＡ氏は困り顔。

と言ってるうちにタクシーはカニ道楽へ。


（ウラに続く）