- 名前
- ゆり
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- ゆりはごく普通の天然女性です。 よろぴく☆ ログも読んでやってね。 アドヴァイスもよろぴ♪
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ハラスメントシリーズ★N君の悲哀
2009年06月03日 01:20
N君、彼と3月に会ったときには色々と話した。
幼児期から神経質だった彼は思春期に精神的に困憊し、病院に検査に行ったところ、院内で「若干の異常性あり」の診断を告知されたらしい。お母様がそのときに泣き出して「こんな子、生むんじゃなかった。●チガイを生んでしまった」と大声を挙げ、N君はそのときに深く傷つきトラウマとなっているらしい。
彼は会社勤めしていたらしいが、忘年会はコスプレ喫茶で行われ、彼はロングドレス・ロングヘアーで女装。たいていの男性社員は面白がって女装したが、N君は「こりゃ、そこいらの女より綺麗じゃん@@」と言われていたとの事。
彼も気分が昂揚し楽しかったそうであるが…
社内でその母性的な性格とふっくらした面立ち体系から「おふくろさん」のニックネームを持つ、パート長の年配の方は三つ編み赤いリボン付きのヘアピースとミニチェックとルーズソックスという女子高生スタイルに扮装したそうである。
『N君、美人だよ。おふくろさん負けそうだ(笑)』と彼女がにこにこ顔で言うとN君も「おふくろさんもすんごい可愛い^^」とウキウキ気分がますます昂揚していったそうであるが…
おふくろさんの次の言葉、「ははは。コスプレって楽しい余興ね。私、普段こんな格好していたら●チガイだと思われるよ」。
…その言葉を聞いたとき、N君のそれまで楽しく昂揚した気持ちがすーと花火が消えるように沈んでいったそうである。
N君は(やっぱりね。●チガイなんて嫌だと思ってるんだ。こんなに優しい人でもやっぱりそうなんだ。)N君はその日街中をポロポロ涙を流しながら帰宅したそうである。
・・・。
一緒に話を聞いていたI広報部長はこう言った。
「N君、おふくろさんは悪気は全然なかったんだよ。
N君を普通だと思っているから何気に言ったんだよ」。
N君も頷いた。『おふくろさんは人を傷つける人じゃない。
彼女に悪意なんて一切ないのはわかっている。僕達みたいな人間が傷つくのは、心ない人が言った言葉じゃない、優しい人が言った言葉なんだ』と伏せ目にしながら話し出した。
『心ない人はわざと嫌な事言うけど、それは故意にやってるから、この人心ない人なんだな、自分は人にこんな事言っちゃいけないなと反面教師にもできる。でも優しい人が言ったのは本音なんだもん。普段優しい人であればあるほど応えるよ』と。
私も(繊細な人って傷つきやすいんだな)と思いN君に言った。「N君、傷つく経験をした貴方は他人の心の傷を癒す事のできる人です。多くの人を救済できる人だと思う」と伝えた。
N君はにっこり笑って『代表や他の会員さんにもそう言われた。僕の経験は無駄じゃない、きっと神様が人の心の痛みを実感できるようにと組んだカリキュラムなんだ』と答えていた。
私はN君とはそれっきり会っていない。時々、会員サイトメッセでやりとりがあったが、4月以降はやりとりもなかった。
(ウラに続く)
このデジログへのコメント
ぉぉ☆
繊細な人なんだぉ☆
神を信じているという事は宗教家かぉ^^
NPO団体と宗教団体・・・
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