- 名前
- やがみ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 60歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- キス、脚、料理が好き 先月 某デジカフェという出会い系で 出会った相手と入籍したらしい
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
創作物『小織』 04
2009年05月03日 00:41
.
.
.
.
.
.
.
.
SCEAN.4 『小織』
まず小枝の困惑は 普通な反応だろう
あまりの意外な展開に 視線は 左右上下と宙を舞う
「お、お母さんって 誰?誰?」
かなり動揺しているようだ
それはそうだろう
確かに子どもが出来るような事はした
身に覚えは あるだろう
ただ 生んだ覚えは ないはずだった
1ヶ月前 会った時は子どもなんかいなかったし
それに どう見ても少女は 3~5歳くらい
計算も合わない
「伊織ぃ、あなた子どもいたのぉ」
「知らん」
「知らんって 言ったって どう見ても あなたの子じゃない」
どうやらこの女 自分が「お母さん」って 呼ばれた事は
とりあえず 棚上げしたらしい
「子どもいるのに あたしに 手 出したの あなたは」
なんか かなり自己中に話を展開しはじめた気がする
「何で俺の方と 決めつける 」
「だって あなたの子でしょ」
「知らん言ってるだろが」
なんか みっともいい口論じゃなくなってきた
「お父さんもお母さんも喧嘩しちゃ いやだ」
間に少女が 割って入る
「小織は 黙ってないさい。
だいたい あなた昔から何かあると思ってたのよ」
「そら、お互い様だろうが」
「なによ」
「ん...? ちょっと待て」
「なによ?」
「小織って 誰だ?」
「この子の事に 決まってるじゃない」
「なんで この子の名前 知ってる?」
「あれ?」
「俺は 今 はじめて知ったぞ」
「.......何でだろう」
二人少女=小織を見る
「なんで?」
ふたり 同時に訊ねる
「だって お父さんとお母さんだもの」
小織は 答えた
「なるほど....明確な答えだ」
「そうね...」
思わず 二人納得してしまった
とりあえず 冷静に戻れた僕たちは
少し 状況を 整理することにした
このデジログへのコメント
コメントを書く