☆褒めて褒めて☆

今朝立ち読みした本にね、

“褒める”という行為について

いろいろ書いてあっておもしろかったの。



女の人よりも、男の人の方が

褒められることに敏感なんだって。



女の子同士って、

待ち合わせで会った瞬間にもう、



『このスカートかわいい～』とか

『ピアスめっちゃかわいい～』とか

『ネイルいいね～』とか



とりあえず、絶対ほめあう儀式があるやん？

（心入ってない時もあると思うけど・・・）



そのほかのシチュエーションでも

やっぱり褒めあうことって多いよね。言われてみれば。




でも男同士ってそういうのがあんまないんだって。



だから、褒められ慣れてないんだそう。

同じように褒められても、

女の人よりも、すっごく嬉しさを感じるらしい。



“１回褒められたら半年嬉しい”　らしいよ（笑）



男の人って繊細よね。



女の人は褒められることに免疫できてるから

嬉しさは１日しかもたないんだってさ。

だから男子は女の子を毎日褒めないといけません。




またねぇ、美男美女は褒めたらいけないらしい。



もう褒められ慣れすぎて、

褒めて来る人にたいして、

“また見た目のこと？”って思って冷めるんだって。



むしろ、その人のことを嫌いになるらしい。



たとえ、容姿のこと以外について褒めても、

もう“褒められる”ということ自体に

あんまいい感情持ってないから

悪印象にしかつながらないらしい。



たしかに、美男美女に正直に

“キレイね～”とか言っても

全然嬉しがらへんし、複雑な顔するもんなぁ・・・。




逆に、欠点を指摘してあげた方が

ありがたがられる場合もあるって



美人女優が監督さんを好きに

なっちゃうのが多いのはそのせいかもね。

ケチョンケチョンにけなされる方が

新鮮で惹かれてしまうんだきっと。




ワタシは単純に、褒められるの好きやけどね。



でも初対面から、

すごく自然に上手に褒めてくる人は信用しない。



そういう人は、これまでにもたくさんの人に言ってきたから

サラッと上手に褒め言葉が出てくるんだし、

褒めるという行為を、

まず相手のふところに入るための

ツールとして使ってるだけだから。



決して信用できん。

そつのない、世渡り上手ってさぁ、

うわべだけで、実は何考えてるかはかりしれんやん？

そういう人種がこの世で一番苦手やねん。ウチ。




あと、男の人やのに女子のおしゃれにやたら詳しくて

細かくほめてくる人も苦手やね～。



『今日の巻き髪、

　フォワードとリバースのミックスでワイルドだね』

『そのシフォンのチュニックと

　インナーのキャミの組合せが・・・』



とか言われたら心底ゾッとするんですけど。

（あんまりこんなこと言う人も少ないとは思うけどね）

男の人は無頓着なくらいがいいと思わん？



“よくわからんけど、なんか今日かわいい”

ぐらいにとどめといてほしい。




さて、いろいろ好き勝手言いましたが




ワタシはあんまり、面と向かっては人を褒めない方かも。



まぁ、ちっちゃいことなら褒めるよ。

着てる服がかわいいとか、持ってるものが素敵とか

そういうのは軽く言える。もちろん。



でももっと、その人本人に関わることは

褒めるのって恥ずかしいじゃん。



相手が男でも女でも。

面と向かっては恥ずかしくてよう言わん。

本気で思ってることこそ、直接は言いにくいなぁ。

まぁ、メールとかお手紙とかだと正直に言えるかな。



それと一方、思ってもないことが決して言われへんから

結構苦労するねん（笑）

お世辞とか全くもって無理。



それでも時と場合によっては、

お世辞が必要な場面というのがあって



めっちゃ頑張って、ひねり出す思いで言ったとしても、

“うっそっやねぇ～ん”って顔してしまうし

どうしても笑いがガマンできひんくてバレバレ（苦笑）




一番苦手なんが、

『ワタシ、×××やからさぁ・・・』（×××は否定的な内容）



って相手が言ったときに、

『えぇ～？そんなことないよぉ～』

っていう、リアクション。



これ、どんな風に言っても

嘘っぽいような気がするねん。ウチ。



嘘っぽさ、３００％やねんけど、

一応そう言わないと、感じわるいし・・・。

でも、なんか逆に嫌味じゃない？



『そうやね。たしかに×××なとこあるよね』



って言った方が、よっぽど潔くて

かえって嫌味が少ないんじゃないかと思う今日この頃。