- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- コミンテルンが我が国の歴史を狂わせた。中学校の歴史授業でゾルゲ事件を教えるべし。 我...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
子供の目線で
2009年04月14日 18:38
考えてみれば。
自分が彼らの年齢だった時、お父さんはとても大きく見えた。何でも知ってる、何でも出来る、いつも自分を守ってくれる頼れるお父さんだった。
お父さんがいてくれれば冬の寒さにも凍えることはないし、お腹が空いたら食べ物を用意してくれた。
狭くてもいつも住むところを用意してくれた。寒さも熱さも凌げた。勿論、雨に濡れることもなかった。
学校にも通えた。文房具も買ってもらえた。草野球だったけど友達と野球がしたい、と言うとグローブを買ってくれた。
私は本が好きな子供だったので、良く本をおねだりした。その本の内容、その前はいつ位に買ってもらったか等により変わったけれど、私のためになる本ならば基本的にお父さんは買ってくれた。
そんなお父さんの気持ちを、私はどれだけ理解していただろう。人の気持ちを考えない、嫌な子供だった。自分勝手で、自己主張ばかり強く、親の手伝いなどしようともしない。お父さんにすれば、交換可能だったら迷わず交換したい、何処に出しても恥ずかしい子供だったに違いない。
そんな私でも、お父さん、貴方は何処までも愛してくれた。あれだけ貴方を怒らせた私を、貴方は決して見捨てなかった。貴方に育ててもらった私がどれだけ幸せであったか、今思うと痛いほど分かります。
年が過ぎ、私が、こんな私が父親になりました。
日々の生活では日常の事に追われ、そのことをつい忘れそうになります。いや、告白すると忘れてしまいます。
でもね、忘れてはいけないんですよね。
あの時の貴方の存在、その大役を、私は自分の子供達に与えなければならない。
だから気付いたんです。
子供達が私に話しかける時、あの年齢だった私が貴方に話しかけた、あの気持ちを思い出さなければいけない、と。
貴方と同じように大きく、揺らがず、頼り甲斐があって、嵐が来ても津波が来ても自分を守ってくれる。
私は子供達にとり、そんな存在にならなければならない。そう、貴方が私にとり、正にそうであったように。
お父さん、ありがとう。私は貴方の子供で幸せでした。
そのご恩、今度は私の子供達に返します。
このデジログへのコメント
父の日には未だ早いですが。
衝動的に書きました。
私は幸せ者です。
素敵・・・♪
こんな素敵な考え方ができるだんな様と巡り会いたい・・・。
素直にそう思いました★
ベソさんのログはいつも素敵ですねぇ
とても引き付けられます
それこそが本当の愛なんでしょうね^^
お子さん達も大人になったときに気付くんだろうね!
ベソさん偉大なるお父様ですね
私も父を心から尊敬していますそして父の子で良かったと。
子どもを護り、愛おしいと思える…
ベソさんはステキなお父さんですね♪
コメントを書く