ハードコアテクノ入門　特別編

本当はハピコア/UKハードコア編だったんですが、こいつをやっとかないといけないという事で･･･
ハピコアやガバの原点とも言うべきロッテルダムテクノ編を特別編としてお送りします。


ロッテルダムテクノ
その名の通り、オランダのロッテルダムで1990年代初頭に生まれたジャンル。
誕生の経緯は当時アムステルダムのDJがUKテクノ（デトロイドテクノに注目したイギリスのヴァージンレーベルがこれを大量にリリースしていた）を好んでプレイしていた事に反発したロッテルダムのDJが作り上げたという経緯を持つ。
基本的にBPMが150以上という早いビートと4つ打ち、放送禁止用語連発の歌詞（その大半がアムステルダムのDJをバカにしたようなもの）が特徴。
全盛期にはオランダのCDショップでは棚一面ロッテルダムテクノが埋め尽くしたと言われている。
最大レーベルだったロッテルダムレコーズの音源がニューヨークで注目されたことで世界的に流行した。
日本では電気グルーヴの石野卓球がラジオでヘビーローテーションするなどのプッシュをしたことで注目されると共にエイベックスが「Rotterdam Techno is hard hard hard!!」というコンピをリリースしたことで、一定のファンを獲得した。
（これが後に生まれるガバを最も聞いてる国の1つになる土壌を作ったといえる。「Rotterdam Techno is hard hard hard!!」は現在既に廃盤）
同時にナムコのカーゲーム、リッジレーサーでsampling masters MEGAがゲームBGMとしてロッテルダムテクノを使用している。
90年代後半以降ロッテルダムテクノから派生したガバとハッピーハードコアの出現によって、ブームも沈静化している。

https://www.youtube.com/watch?v=4PcAnkL9Oo8

https://www.youtube.com/watch?v=brIMggaTf1A

https://www.youtube.com/watch?v=mUNcwnmr5MA

https://www.youtube.com/watch?v=7YlvZ0W1350


次回こそハッピーハードコア/UKハードコア編をお送りします。