宝物

前にも書いたけどワタクシはワタクシが大好きである。

繰り返すが、世の中を斜め45度に見る癖も、好き嫌いが激しい所も、
物事をストレートに言う所も、根性の悪さも、我が儘な点も、好きである。

又、自分が尊敬できる人、好きな人は極めて数少ない。
その数少ない人から「なんなんだアイツは！」と思われるのは哀しいけど
単なる知り合いがどう思おうと、それこそ人それぞれだから、ご勝手にである。

ワタクシの宝物の美智世ちゃんは、
ワタクシの事を「私の大事ちゃんだもの」と言う。それだけで充分である。
３０代の悩み多き日々。
彼女が言った。
「もし、プーが殺人者になって世間が石投げても、私は面会に行くよ。
誰がどう言っても、私にはそうしなければならなかったプーの心の裏側見えるから」
ワタクシも同様である。

彼女は綺麗な心の持ち主で、ワタクシの心は醜いことだらけなので、
意地悪な事を考え付くと電話する。
常に美智世の答えは同じである。

「だめよ、悪魔の囁きに耳貸したら。プーの値打ちが下がるから」

やはり、ワタクシのオアシスである。

女性は全身で自分の巣を守るか、全て投げ出すかどちらかだ。
男性のようにマルク納めようなどと言う姑息さは少ない。
少なくともワタクシの周りにいる女達は、どちらかである。

男はアテにしてないと書いた昨日のログ。

ある人のログに、
「男に何も期待してないと強がりでなく、心底思える人は、男に張りを生じさせる。そういう人に愛された男はまずダメにならない。」

そんな一節があった。
だが、ダメになるのだよ。
だから、アテにしないのだよ。
真の強さを持ってる、男性に逢ってみたいものである。