- 名前
- もとZ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 49歳
- 住所
- 静岡
- 自己紹介
- わりとまじめな方なのかもしれません。 好きなものは旅行、カラオケ、車関連。 連休があ...
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自分と父。
2008年12月31日 01:39
先週末は、のんびりと買い物に時間をかけた。
金額の大きい自分へのご褒美は来年にするとして、
実用的な雑貨を探して、何軒もハシゴを楽しんだ。
あと、日曜が父の命日だったので
思い出の品を探してみたら偶然見つけることができた。
それは、
【 結構、値のはるミニカー 】
自分が確か3歳のころ
(あまり正確な記憶が無い)
たまたまTVのCMを見て、
欲しい!!!とねだったスポーツカー。
物心つくかどうかの子供が発した一言だけで、
後先考えず注文してしまう、そんな父だった。
当時で記憶にあるのは、競馬場へ連れていかされたこと。
もちろん幼稚園児にバクチの何たるか、が理解できる
はずもなく、場内の砂場で静かに遊んでいたと思う。
新車だろうがスポーツカーだろうが、
長靴を積んで山菜採り、クーラーBOXを抱えて
海釣り、といった生活スタイルは全く変えない人だった。
好き放題やってきた人生だから、明日死んでもいい。
それが、父の口癖だった。
家庭も崩壊しては修復するという綱渡りを何度か乗り越え、
素直に受け入れたくない微妙な親子関係のまま、そして
ろくに親孝行もさせないまま、さっさと他界してしまった。
母親の苦労させられている姿は長年見てきたが、
それでも、父には感謝と尊敬の方が大きいという。
息子の自分ですら、到底理解できない何かが
そこにはあるのだろう。
一生のパートナーとは、そういうものなのだろうか。
今の世の中に、そんな話が通るものなのか。
でも、すぐ身の回りにある話だから
信じてみたい。
今年は、自分なりの供養ができたと思う。
母の喜ぶ顔が、それを確信させた。
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