このところ

まさに師走らしい忙しい生活をしている。日の出前に仕事を始め、当然日がとっぷり暮れてから帰ってくる。でも、不思議とつらさがないのは、多少は充実感を感じられる仕事だからかもしれない。
　そうそう、今年もっとも勇気づけられた言葉がある。
「世界の王貞治監督の意見でも通らないことがたくさんある」というコメントだ。
　誰もが認める成績を残し、人格者である王監督であっても、思い通りに行かないことがあるのだから、その他大勢の中の私が、どんなにやりたいと思ってもできないことはあるだろうし、どんなに正当だと思って言っても通らないことはあるだろう。
　だから、もっとがんばらなければいけないんだろうなって思う。
　逆に、なかなかうまくいかないから、がんばれるのかな。
　もう一つ、ラジオを聞いていたおもしろいと思ったのは、「人生の最大の失敗は、失敗したことがないということである」ということば。失敗したことがないってことは、チャレンジしたことがないってこと。そんな人生は、つまらないということだ。
　だめだと思っても、がんばってみることに生きる価値がありそうだ。そんな気がする。