- 名前
- BLITZ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 大阪
- 自己紹介
- 看護師してます。 笑顔が一番だと思ってます。 ツラい事も悲しい事もあるけど、いつでも...
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血を繋ぐ
2008年08月25日 17:00
血を繋ぎたい。
正確に言えば、子供が欲しい。
以前にも、その記事は書いた。
自分の子供が欲しいと願う気持ちは、常にどこかにある。
でも、授かり物だと思っている。
それでも、欲する気持ちは、常にある一定のレベルで、自分の心のどこかに流れている。
不妊治療をしますので、精子を提出してください。
あなたの精子の量は平均値より少ないばかりか、正常に運動している精子も少ないです。
直進率も低いですが、まぁ、人工授精を行うのは、もう少し様子を見てからにしましょう。
ガ━Σ(゜Д゜ )━ン!
こんな顔文字で表せるほど、落ち着いてはいられなかった。
でも、不安な顔を見せても、今現在の自分の身体の中を変えられないから。
看護師として働き始め、救急外来や血管造影室、手術室で放射線を浴びることは、普通の人より多かった。
だからといって、普通に検査したり、手術したりする人が、必ずこういった状態になるとは限らない。
医療従事者が必ず、なるわけではない。
でも、普通の、一般の人より、確立は高い。少しだけ。
放射線が、必ずしも悪ではなく、うまく活用すれば、治療にも役立っている。
悩む・・・程のことではない。
それは、子供を授かる可能性が、普通より、ちょっと低いだけの事。
すでに、30代も終わりに近いだけで、子供が授からない訳ではないのだから。
『自分の命は、自分のものなんだから、どう使おうと、それは自分の勝手。』
そんな悲しい事は言わないで欲しい。
自分の命は、本当に自分だけのものなんだろうか?
ほんの、一世紀も経ってない、第二次世界大戦。
あの時、沖縄で洞窟に逃げ込んだ民間人。
火炎放射で奥に逃げ、逃げ場を失ったとき、大人は言った。
「お前らだけでも生き延びるんだ」
そう言って、石を抱え、洞窟の入り口に向かった。
それは、自分の死を持ってでも、奥に残された人を石で守ろうとしたから。
結局、生き残ったのは、足の悪い子供だけ。
元気な子供も、大人にならって、自分より、弱いものを助けようとしたから。
そんな風に、繋げられた、この血。命。自分だけのものだと言い切れないと思う。
そうやって、自分の祖先が繋いできたもの。
自分も繋ぎたい。
このデジログへのコメント
提出されたんですね。
貴方はとても大きく強い人間だと感じます。
見習います、ありがとう。
> 沙夜さん
ありがとうございます。
この世の全てに、何かしら意味があると思ってます。道端の石ころにも。
> りえさん
ありがとうございます。
自分より悩んでいる人は沢山いると思ってます。自分はまだまだ未熟ですから頑張りたいです。
> ネコマルさん
ありがとうございます。
こうして、皆様に応援して貰えて嬉しいです。
これからもよろしくです。
> るい★るいさん
ありがとうございます。
辛い事もありますが、明るい未来を信じて歩んで行きたいです。
こちらこそ、よろしくお願いします。
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