突然の試写会

　社長から試写会招待状の葉書をもらった。
　おお「県庁の星」だ。
　確か、予告編ではエリートの県庁職員（織田裕二）とスーパーのパート女性（柴崎コウ）がやらかす映画だった。
　いつあるんだろ？
　２月21日、19：00。
　今日やん！
　おちょくられているのだろうか？
　すぐに社長のところへ。
「あの…今日、5：30上がりでいいですか？」
「急に言われても…」
「先ほどいただいた試写会の葉書、今日なんですけど…無理ならいいです」
　しばらくして、5：30分に上がってＯＫをもらった。
　すぐ、妻にメール。
　仕事が18：00まであるので難しい、の返事。
　18時過ぎに電話してみたが、まだ仕事中のようだった。

　計画性のない部分は休みの決め方にも出ていた。
　職場は年中無休なので、「休み希望」なるものをあるカレンダーに記入する。
　その日が休みになるかどうかは、社長が決めているので、どうなるかは分からない。
　ある日は休みになるかどうかは前日の店が閉まるまで、全く決まっていなかった。
「明日は休みなのですか？」
　と聞いて、やっと
「休んでよい」
　の返事をもらった。
　休みが早く分かっていたら、仕事の引継ぎが出来るのだが…。

　映画は、
　よかった！
　元気を与えてくれた。
　諦めずに頑張れば、道は開ける！
　…という勇気を与えてくれた。
　
　社長！次の休みは、早めに決めてくださいね。