好きな音楽

透明感のある歌声、独特な詩の世界観を持つアーティスト安藤裕子さん。
月桂冠のCMでもお馴染みの耳に残るあの人です。憂いを漂わせると同時に、独自の芯に潜めた力強い歌声の持ち主です。
のうぜんかつらを聴いて、ふと泣きたくなりました。。繊細な一枚の絵のような曲です。。

　　　　　　のうぜんかつら

撫でて　優しく　のうぜんかつらの唄のように

あなたは何を見てたの？
ソーダ水越しでは　あなたが揺れちゃって
あたしは迷っちゃって　いつか一人になって

二人の時間も泡みたいになって
あなたの匂いを一人捜していた

昔見つけた唄は　赤い花の道を
二人がいつだって手と手を取り合って　
並んで歩くのよ　

私も二人みたいに　あなたと並んで
いつまでも道を行けると思ってた

そして　手は探る
あなたと居た町思い出せなくなる前に
声を聴かせて　笑顔を見せて　肌を伝えて

そして赤い花空に舞う度に
あたしとつないだ手と手　道で揺らして
このまま二人続く　と言って

撫でて　優しく　
あの日のようにうまく微笑むから
　　　
いつか、この唄のように誰かと寄り添い、歩める日が訪れたらいいな。。