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写真講座 ~花火編PART2

2008年06月13日 22:28

写真講座 ~花火編PART2

昨日のログに対するさつきさんからのコメントにお答えします


コンパクト機で花火を撮るには・・・

普通にコンパクト機で撮影する場合いつもオートにしていればほぼ思い通りの写真が撮れる程度に最近のデジカメは進歩しているのですが、花火という被写体自身が発光体であり、暗い中での撮影という特殊な環境での撮影には対応できないと思ってください

その上で、まずマニュアル撮影ができず、当然バルブシャッターの機能もないし、レリーズも使えないという花火を撮るには三重苦のような状態の中で、それでもきれいに撮りたいという気持ちは誰にでもあるよね

そこで、まずはシャッタースピードをできる限り長く設定することをしましょう
できれば5秒とか10秒・・・それが無理なら2秒程度・・・
もし、シャッタースピードの設定ができない機種ならば、絞りの設定があるはずです
絞りの設定しかできない機種では、テストをしてシャッタースピードが5秒とか10秒になるように絞りを調整しましょう
そのとき、F11前後なら言うことなしです

それ以上小さい絞り値だと被写界深度が取れなくてピントが合わない可能性があります


さて、カメラの設定が終わったら撮影です

レリーズは無くても三脚は使いましょう!
花火が上がるタイミング(上げるときのドン!という音)にあわせてうまくシャッターを切ります
そのとき、シャッターを強く抑えるのではなく、シャッターを指先で半押しした状態から指先をスライドさせるようにして指の腹のところでシャッターが切れるようにします
練習すれば、カメラをほとんど動かさずにシャッターを切るコツがわかるはずです

シャッターを切ったらそのままそっとカメラから手を離します

このとき絶対にレンズの前に手を通さないこと、そして三脚に触れたりしないことです

5秒ってすごく長いんですよ
気長に待ちましょう
シャッタースピードを長く取れば取るほどたくさんの花火がひとつの画面に映って派手に見えます
ただ、花火の種類によっては・・・というのは昨日書いたとおりなのですが、シャッタースピードを固定してしまっている以上どうにもなりません
コンパクト機の限界だと思ってあきらめるか、手持ちオートに切り替えてチョウチョやキティーちゃんやニコちゃんを撮ってあげてください


実は、カメラを手で持って、オートに設定していてもある程度は撮れるものです
ただ、きれいに撮るにはこれくらいの準備と確認と練習は必要です


今日の画像は手持ちオートで撮影した花火写真です

まあ、これはこれで面白くもあるのですが・・・(笑)

こんなところでいかがでしょうか?(^○^)

このデジログへのコメント

  • さつき 2008年06月14日 21:09

    詳しい説明、ありがとうございます。^^
    三脚で、シャッタースピードを長く設定してみます。夏が楽しみ

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