また　一睡もできず　朝から泣いてます

一晩中　起きていた　ねむくならなかった　気持ちが　妙に

たかぶって　何かにおびえて　怖くて眠れなかった　

　いつものようにチャットにはいった　あまりに最近入りすぎて　

待機していても　誰も来てはくれない　ほかの人は　すぐ話中に

なるのに私はずっと　名前が出てた　こっちから　話しかけたりも

したけど　長くは会話が続かなかった　

　二時半ごろ　栄養ドリンク一本飲んだ　余計眠れなくなるって　

たぶん朝まで眠れないから　体力づけに飲んだ　たいして効果は

ないと思ったけど　

　そんなとき　ひとりの若者が私のところに入ってきた　10歳も年

が若い　それも東京なんていう　遠いところの青年だった　年上が

好きなんだという　おそらく人間　えらく年のはなれた人に憧れる

時期が　少なからずあると思う　彼もきっとそんな感じなんだろう

と思っていた　

　しかし　はなしを　しているうちに変な展開になった　東京へは

いけないといった私に　彼は自分が仕事をやめて私のところに行く

と言い出した　東京でそれなりの仕事をしているのに　それを捨て

てくるほどの価値もないし　ここに彼の技術が生かせる仕事はない

といって断った　出会いは大切にしたいからという彼を説得した

やめた方がいいと　気持ちだけいただくと　しかし　彼は　最後に

電話番号を残していった　かけて来いというのか　まだあきらめな

いのか　

　　ここで毎日ログを書いている中で　私の日々の不安定な精神状

態を見るに見かねて　そばにいてあげたいと何人かの人にいって

もらった　しかし　今のところ私はやっぱり一人だ


　言うのはとても簡単だ　かわいそう　ほっておけない　言葉は

確かにうれしい　でも　前にも言ったが　できないことは　言って

欲しくない　本当に私は真剣に信じてしまうから　待ってしまうか

ら　やっぱり無理だとあとから言われるたびに傷つくから

　私は人の優しさをここで毎日たくさんいただいている　とても感

謝している　なのにこんなことを言ってはいけないのかもしれない

が　ありきたりの表面だけ着飾った優しさは　侮辱しているのと

変らない　一見いい人に見えるが　当の本人はそのたびに泣いてい

る　そこに本心はないのだから　

　私は今晩十二時に彼に電話する約束をした　電話しないかもし

れない　もっと冷静に考えろと諭す電話をすべきか　

　いずれにせよ　いろんな負い目がある　人間は　他人に迷惑をか

けてはいけない　何かを絶対犠牲にさせてしまうから　その人の人

生わ狂わせてしまうから　改めて　私は幸せになってはいけないと

思った　誰かにすがったりしてはいけないと思った　すぐに言葉を

信じて　泣くのは　もういやだから