死人に梔子

一昨日、ついTVでやってた『余命一ヶ月の花嫁』をみてしまいました
書籍になっていることも知っていたし
興味がないと言えば嘘になりましたが
若干のヤラセがあることを知りつつも
絶対に泣いてしまう自信があったので手を出していなかったのですが
やっぱり号泣をしてしまい

明日がある保障なんてないのに
安全だから、健康だからといって
やりたいことを後回しに
伝えたいことを伝えずに生きてしまっている気がします

本来の意味とは違うけれど
死んでしまった人間は全てを伝えることができないわけで
明日自分がいなくなっていたら
大切な人たちに何も伝えられないのは嫌だと思って
数年前から誕生日に遺書を書いています

両親、恋人、友人、先輩などなど
伝えたい人は増え続け
素敵だと感じたこと、やりたいと思ってることを綴っていると
年々、遺書は分厚くなっています
生きる分だけ大切なものは増えていものですね

千恵さんが残した
『今生きていることは奇跡です』という言葉を来年は書きたいです
些細なことを幸せだと思えることを忘れないでいたいし
それが誰かに伝わってくれれば良いなぁ