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やさしいってこと

2008年02月01日 13:26

昨日奥さんと軽く喧嘩をしました。

きっかけははたいしたことじゃないんですが、根本には悩みとかストレスとかがあったみたいです。

今回はそのあたりまで突っ込んで話をしたので仲直りが出来ました。

皆さんは大事な人に対してはっきり自分の気持ちがいえますか?

最近は過度にやさしい人が増えたため、逆に冷たい社会になってきているっていうニュースを見ました。

これはその引用です。

 誰もが身に覚えのあるこんな話。電車で、お年寄りに席を譲ろうかどうしようか、迷ったあげく、寝たフリを決め込む。断られるとカッコがつかないし、ときには憮然と拒絶されかねない。だから、慎重となり、結果的に、見なかったことにしてやり過ごす。そこには、こんな心理が働いているとみる。

 「やさしくない」とまわりの人に思われているのではないか。思われたくないからの居眠りのポーズ。脳内では、当然、言い訳づくしのひとり問答が繰り広げられることになる。

 学生が授業中に私語を交わすのをやめないのは、応じないと、話しかけてきた友人に悪いから話すのだという「やさしさ」。無視したと思われて後々ギクシャクしたくないという「やさしさ」。いずれにしても、友人関係を重んじるあまり、まわりに対しては無神経。木を見て森を見ず、というのか、意識は仲間にしか向いていないため、ひいた目でみると、これもやさしさがやさしくない結果につながっている。

 さらにもう一例。友人とプリクラを撮るときに女子高生たちは、わざと顔をゆがめ「ブス」に写るようにする。なぜ、彼女たちがわざわざブス顔にするのかというと、かわいい自分と並ぶと、友達を傷つけてしまうからだとか。これも、「上下」をつくらない、均一化のための気配りとして定着したやさしさである。

確かに一理あるような気がします。
恥をかくのも、かかせるのもいやっていう心理がこんなことになってしまうんでしょうか?

相手との表面的なつながりを必死に保つため、また相手との上下関係を異常なまでになくしたがる社会になってきているような気がします。

だから喧嘩のできる相手がいるっていうのはありがたいことかもしれません。

大事な人は傷つけたくないもの・・・

でも、過剰なやさしさはお互いのためにならないのかもしれませんね。

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